Tatsuya’s daily notes with his favorites of the day.
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OE『Suchness』の第5弾アルバムが仕上がりました。発売は1月中旬を予定しています。今回はダウンテンポのビートを大幅に取り入れた作品となっていて、これまでの禅的世界観にグルーヴとストーリー性が加わりました。自分の中でも新しい発見があったので、この作品をきっかけに来年の創作の構想を膨らませていきたいと思っています。今日はSpotifyのAmbientプレイリストを紹介。
Soundscape & Ambient – playlist by Model Electronic Records | Spotify https://spoti.fi/4hTRZJdOE『Suchness』の第5弾アルバムが仕上がりました。発売は1月中旬を予定しています。今回はダウンテンポのビートを大幅に取り入れた作品となっていて、これまでの禅的世界観にグルーヴとストーリー性が加わりました。自分の中でも新しい発見があったので、この作品をきっかけに来年の創作の構想を膨らませていきたいと思っています。今日はSpotifyのAmbientプレイリストを紹介。
Soundscape & Ambient – playlist by Model Electronic Records | Spotify https://spoti.fi/4hTRZJdブルースマンのR.L. バーンサイドは、オルタナティブ・ロック世代のミュージシャンの後押しもあって、晩年その名前とサウンドが浸透した。当時は音以外の情報は数枚の写真しかなく、彼の演奏する姿やテレビ出演などの動画を見て、今更ながら驚いている。印象的だったのは、自宅前でのセッションを撮影したこの映像で弾いているギターが僕のお気に入りと同じ、サンバーストのテレキャスターだったこと。
RL Burnside – Live at home in 1990 https://youtu.be/oyT33WFNhm0先日新しく出来たCaptain Funkの公式アーティストチャンネルに『Sunshine (Deluxe Edition)』のメドレー動画をアップしました。ストリーミング時代に合わせて全て新たにミックスした楽曲を集めています。特に『Weekend』や『Piece of You』辺りはオリジナルよりもスッキリしてメリハリの効いた音になっているはず。メドレーを聴いて、是非登録&フルアルバムにアクセスしてみて下さい。
Captain Funk – Sunshine (Deluxe Edition) [Album Medley] – YouTube https://youtu.be/BYsPNWWlnBIその昔テレビ番組で「空耳アワー」という人気コーナーがあったけど、「メロディが似ている曲」というのは盗作などの憶測話にもつながるからか、意外と公の話題にはならないように思う。2008年オバマ勝利スピーチでも使われた映画『タイタンズを忘れない』のテーマ曲はトレヴァー・ラビンが作曲したものだが、これを聴くといつも『天才バカボン』を思い出す。でも彼は、絶対バカボンを知らないはず。
Remember The Titans – Trevor Rabin https://youtu.be/JkAeSl3CXfs最後の「五賢帝」マルクス・アウレリウスの時代までの「パクス・ロマーナ(ローマの平和)」以降、ローマ帝国がどのように弱体化したのか?これは長らく関心がある話題。Dark Modelの制作で歴史や神話に触れる機会が増えたこともあるけれど、やはりアメリカの「パクス・アメリカーナ」の行方を意識せざるを得ないから。でも昨日書いたように、未来予測はしないことにしている。外れるから(笑)。
新・ローマ帝国衰亡史 (岩波新書) https://amzn.to/3CFbXHg(2/2) と著書『The Deep Learning Revolution』で語るのは、ソーク研究所のテレンス・セイノフスキー氏。トーマス・ワトソンのコメントの真偽はさておき、人工知能の大家ですら未来を予測する事には慎重なようだ。過去にも未来にもとらわれず、今日、いや今を精一杯生きる。テクノロジーが進化すればするほど今という瞬間瞬間のありがたみが分かるようになるというのは不思議。
Terrence J. Sejnowski – The Deep Learning Revolution https://amzn.to/3Cr58cz(1/2) IBMの初代経営者トーマス・ワトソンが「コンピュータにはせいぜい5台分の市場しかないだろう」と言った言わないという冗談のような話はよく聞く。ただ、つい数十年前までコンピュータがただの計算機ではなくコミュニケーションの道具となることを想像していた人は少なかったし、インターネットが音楽やタクシーのビジネスのあり方すら大きく変えてしまうと予測した人はいなかったはず。
Thomas Watson Jr. – YouTube https://youtu.be/ynbiuzAnQko柳宗悦、小泉文夫、そしてみうらじゅん。僕の中で日本の「名キュレーター」と言えばこの3人がまず浮かぶ。小泉文夫氏が遺した著作や録音物は今でも非常に意義深いと思うが、「日本人は西洋のリズムが持つ反復感に抵抗がある」という指摘に関しては、自分が16ビートの反復音楽に馴染み過ぎているせいでピンと来ない(笑)。この話はまたいずれ。
柳宗悦 – 民藝とは何か https://amzn.to/3UUy4Qnアドビのソフトや技術に日々お世話になっている方は多いと思うが、創業者の一人ジョン・ワーノックについては不思議な位に知られていないように思う(昨年他界)。彼がIllustratorを開発する前は、デスクトップコンピューターでグラフィックデザインをやるという概念も需要も存在しなかったという。AIをはじめとする現在進行形の技術の数々も、社会に絶望ではなく希望をもたらすものであって欲しい。
John Warnock – Adobe's Founder – YouTube https://youtu.be/3mUtgxjoDy4Dark Modelの楽曲を中心に、モティベーショナルでアドレナリン全開の曲を集めたSpotifyプレイリストを作りました。動画はそのダイジェスト(メドレー)版です。ジムでエクササイズ中に聴くもよし、試験や本番の直前に聴いて闘志を燃やすもよし、不撓不屈の精神を貫く皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
[Playlist] Don’t Give Up, Don’t Give In | ディスコグラフィ https://l.tatsuyaoe.com/DontGiveUpPlaylist「マイノリティ・インフルエンス(少数派が多数派に影響を与えること)」について調べていたら、映画『12人の怒れる男』が紹介されていたので、記憶を辿るために大学時代振りに見た。「あなたが他人を裁く時、あなたはその人ではなく自分自身を定義付けているのだ。」というある人の名言を思い出させる。
12 ANGRY MEN (1957) | Official Trailer | MGM – YouTube https://youtu.be/TEN-2uTi2c0Anderson .Paak や Kaytranadaなど、現在のR&B/Funk界にも才能豊かなアーティストは沢山いるけれど、リリックやラップにダーティー・ワードが出てくる頻度が多すぎて曲の最後まで聴けないことがある。ネイティブスピーカー達はその方が「より自然で、正直に聞こえる」というけど、別の正直な表現方法や言葉の使い方も残されているはずだと思ったりもする。故フランキー・ビヴァリーなら何と言うかな。
Frankie Beverly And Maze – Before I Let Go – YouTube https://youtu.be/W5WTjqZuL_c目下OE『Suchness』シリーズのニューアルバム用に曲を整理中。曲のタイトルをあれこれ考えていたら、昨今のインバウンドブームのお陰か、英語圏で日本の言葉、特に固有名詞が急速に浸透していることに驚かされた。”Nakasendo”(中山道)を紹介した動画がYouTubeに沢山アップされていてビックリ。最近の旅行者は、僕より遥かにニッチな場所や料理の旨いお店を知っていそうだ。
Walking the Historic Nakasendo Samurai Trail https://www.japan-guide.com/ad/nakasendo/世間で言うミニマリズムというのは結局のところマテリアリズム(物質主義)の一つのバリエーションでしかないように思う。ミニマリズムも焦点は「物があるかないか、多いか少ないか」であって、物質や消費を軸にして考えている点は変わらない。物や金銭の「持ちよう」の優劣やべき論に終始している限りは、「心の充足感や人生の生きがい」というもっと大事なことには近づけていないような気がする。今更だけど。
Minimalism: Spiritual Materialism in Disguise or: The New Religion of "Living with 100 things" https://bit.ly/3ABw3Sfシリアスで斜に構えた作品を作るよりも、心が躍動し気持ちが前に向く作品を作る方が遥かに「人としてのパワー」が要る。悲観や恐怖、ニヒリズムを唱え、煽るのは簡単だし、それに染まるのはもっと簡単で、油断すると重力のように下に引っ張られていく。幸い、暗闇の中に光を見出して前進した人達は有史以来数えきれないほどいて、素晴らしい物語や詩、音楽、そしてグルーヴを残してくれている。
James Brown "Medley: Papa's Got A Brand New Bag & I Got You (I Feel Good)" on The Ed Sullivan Show https://youtu.be/UwUG6YDoTZ8…
出演作が多すぎて、また質にバラツキがありすぎて、2010年以降のニコラス・ケイジの映画を全て追いかけるのは無理。ただ、ここ最近の出演作はしっかりした作りのものが増えてきて、シリアスなものもコメディものも「流石だな」と思わせてくれる。大笑いしたこの映画、本編を見てからこのトレイラーを見ると、彼が叫ぶFワードが”frickin’ (friggin’)”に差し変わってるのに気付く(笑)。
The Unbearable Weight of Massive Talent (2022 Movie) Official Trailer – Nicolas Cage https://youtu.be/CKTRbKch2K4