日々のつれづれと、その日のお気に入りを紹介するマイクロブログ『Day By Day』のページです。
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街やラジオ、テレビでかかっている楽曲をShazamで調べるようになって長いけれど、バラエティやナレーションの入る番組のBGMやライブ演奏の楽曲を識別させるのはまず無理で、全く関係のない曲が表示されることが多々ある。近年放送業界やネットでもこの「フィンガープリンティング技術」を楽曲使用報告に活用するケースが増えているため、未検知・誤動作の影響はビジネスにも及んでいる。この問題は今後ブログ等でも掘り下げていきます。
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街やラジオ、テレビでかかっている楽曲をShazamで調べるようになって長いけれど、バラエティやナレーションの入る番組のBGMやライブ演奏の楽曲を識別させるのはまず無理で、全く関係のない曲が表示されることが多々ある。近年放送業界やネットでもこの「フィンガープリンティング技術」を楽曲使用報告に活用するケースが増えているため、未検知・誤動作の影響はビジネスにも及んでいる。この問題は今後ブログ等でも掘り下げていきます。
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夜7時以降はメールやお金の計算はもちろん、ネットでの検索や調べ事、そして音楽制作も出来るだけやらないように努めているので、その時間帯から就寝までに出来ることは結構限られてくる。大抵は読書をしながらジャズピアノかブラジル音楽をリピートして聴いているのだけれど、このスティーブ・キューンの”Promises Kept”というアルバムは就寝前にぴったりで、何度聴いたか分からない。ただひたすら美しい音楽。
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映画『ブラッド・ダイヤモンド』を見て、シエラレオネの現在に興味が湧いた。残念ながらアフリカはまだ訪れたことがないのだけれど、ある日本の方のシエラレオネ滞在記がとてもよくまとまっていて、読んでいて勉強になった。今ではダイヤモンドを扱うブランドや流通業者の多くが、自分達が紛争や闇ルートとは関係のない「紛争フリーダイヤモンド」を扱っていると主張している。ただ、そういう問題なんだろうか?という疑問が浮かばないわけではない。
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キャッシー・オニールは「アルゴリズムはデータに埋め込まれた”オピニオン”だ」と警鐘を鳴らす。数学者でデータサイエンティストでもある彼女の主張は説得力があるが、左派的なバイアスと敵対感情が強すぎる印象も。問題の焦点はアルゴリズムやAIをビジネスやマーケティングに使うことではなくて、それらを我々が盲信し、翻弄され、監視が効いていないこと。これを左右の分け隔てなく、冷静かつ共感が得られるように説明できる存在が今求められている。
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海外ではお風呂に湯舟がないアパートが結構あるけれど、さすがに湯舟がないのは辛い。人は一生でお風呂に約1年から2年の時間を過ごすらしい。僕の場合毎日夜湯舟に浸かることに加えて、午前と午後のウォーキング後にシャワーを浴びるから、一日3回はお風呂に足を運んでいることになる。ちなみ毎晩のお風呂で聴くのはこんな曲がかかるラジオ。
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基本的に放任主義が良いと思っている僕は、「安全」「安心」という概念を盾にして大の大人に干渉しすぎる傾向や考え方に抵抗がある。信号や標識を増やせば事故が減ってより安全になるという「盲信」はこの過干渉、オーバーコントロールの一つの例だろう。張り紙や神経質なルール、そして一斉に休む休日が多いことも、かえって一人一人のストレスを増やし、社会全体の生産性を劇的に下げている。
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マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントのトレーナーだったTim Groverのオーディオブックはお気に入りの「散歩聴き本」の一つ。そこで彼は”Emotions kill you”と説く。これは世界史に出てくる「憤死」の話ではなくて、「感情で自分の可能性を台無しにするな」というニュアンス。もし感情(特に怒りと恐怖)と記憶を必要に応じて無に出来たら?「考える」大事さを説く人は多いが、今にフォーカスし「考えない」ことも同じくらい大事だと思う。
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HTMLとCSSの違いについて質問を受けたので、僕は「骨と皮」、「本体と着ぐるみ」みたいな事だと答えた。僕自身、物理や統計など小難しいジャンルの勉強をしていると「それは例えて言えば何なの?」と質問したくなることが沢山あるのだけど、納得の行く分かりやすいアナロジーや言い換えに出会えることが殆どない。「身近なもので例えられない」ということは「まだ理解できていない」ということだと思って取り組みたい。
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長らく使っていたあるメールサービスを退会した。数か月かけて慎重に移行作業をしたので、ほぼ問題なく閉鎖できたと思う。銀行口座やレンタルサーバー選び、不動産・著作権管理、そして職業や住む場所まで、一度ロックインされて慣れきった環境を抜け出し、再設計するのは相当なエネルギーがいる。沢山の「錠破り」に挑んできてその成果は玉石混交だが、「鍵をかけられている」ことに居心地の良さを感じ始めたらそこで成長は止まる。
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20年前は1ペソ20円だったアルゼンチンの通貨が、現在1ペソ0.15円。ドルとの比較で言えば円の凋落も問題だが、アルゼンチンの経済危機は筆舌に尽くしがたい。日本とアルゼンチンは違う!と主張する人も多いだろうが、膨大な債務やインフレ、そして(アルゼンチンのような腐敗はないにしても)政治の方向感のなさなど、参照すべきところはありそうだ。このエコノミストの動画を見つつ、「自分だったらどう生きるか」を考えてみる。
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ある統計学の本に、イベントの来場者数とビールの販売量についての相関が紹介されていた。ビールを買えるのは大人だけなのに、大人の来場者数よりも子供を含めた全体の来場者数との関係の方が相関係数が高いから、こちらを採用しましょうというラフな解説が。「ニコラスケイジの年間出演数とプールで溺死する人の関係」という支離滅裂な擬似相関を紹介したタイラー・ヴィーゲンの記事を思い出す。
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遅ればせながらマイクロブログ2024年12月分のアーカイブをアップしました。2025年1月分も数日以内に公開しますので、引き続きお楽しみに!
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生態系の進化のありようを数理モデルを使ってシミュレーションする研究分野がある。その研究者の一人がインタビューで統計学者ジョージ・ボックスの名言「全てのモデルは間違っている」を引用していた。「モデルはモデルでしかない」という謙虚さを保ちつつ、人間をモデルやアルゴリズムの犠牲者にしないために必要なのは、行きつくところ「倫理(ethic)」。ただ有史以来、倫理ほどまとまらず、厄介な問題はない。
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かつてヒット曲には必ず入っていた「サックス・ソロ」のおかげで、アメリカでは80年代を語る時のジョーク・ネタとしてしばしばサックスが使われる。とは言え、80年代文化は彼らの黄金時代。そこには自虐的なニュアンスと「あの頃は良かったなあ」という栄華を懐かしむ気持ちが”ないまぜ”になっているようだ。ただし、この記事のようにビル・クリントンを引き合いに出してサックスが語られた時は、ほぼ間違いなく「やっちゃいました」的な自虐ネタ。
ナップスターを目の当たりにしたのは1999年の終わり、ミレニアムを迎える頃だった。仕組みは理解できたものの、音楽が無料で手に入ることについてはなぜか全くワクワクしなかったことを覚えている。当時の喧騒を振り返るこの番組はよくまとまっていたが、音楽家にとってはいつ振り返っても「屈辱の歴史」の始まりでしかない。世の中には「どうやったらそんなに虫の良い考え方が出来るのか?」という輩がいるという事実を忘れないための教訓の一つ。
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映画『The Burial』でジェイミー・フォックスが演じた弁護士ウィリー・ゲイリーは実在する黒人弁護士。脚本にはもちろん脚色が入っているが、彼が黒人だという理由で不動産屋に取引を拒否された怒りをバネに弁護士になったという動機は本当らしい。僕は今でも時折、自分を守るために弁護士になりたいと思うことがあるが、二兎は追えない。映画は楽しめたけど、この印象操作だらけの陪審裁判がある程度リアルだということに引く(笑)。
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