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本当の人生は「人生(この世)はばかばかしいもの」と気付いた瞬間から始まる、というような事を以前書いた。とはいえ僕はニーチェに傾倒したこともないし、中二病やニヒリストを気取るほど幼くはない。ばかばかしさを原点として、生き甲斐を見出しながら、他人や社会にマイナスではなくプラスになることをしようと奮闘する。で、再びばかばかしいと感じて(笑)、次の周回に向けてリブートする。この無限音階の様な「らせん」を楽しむのが人生。

無限音階 – YouTube https://youtu.be/_2xKH9G1Xaw

本当の人生は「人生(この世)はばかばかしいもの」と気付いた瞬間から始まる、というような事を以前書いた。とはいえ僕はニーチェに傾倒したこともないし、中二病やニヒリストを気取るほど幼くはない。ばかばかしさを原点として、生き甲斐を見出しながら、他人や社会にマイナスではなくプラスになることをしようと奮闘する。で、再びばかばかしいと感じて(笑)、次の周回に向けてリブートする。この無限音階の様な「らせん」を楽しむのが人生。

無限音階 – YouTube https://youtu.be/_2xKH9G1Xaw

音の話の続き。ノイズキャンセリングヘッドフォンにはよくお世話になっていて、少なくとも6、7個は買っている。メーカーやモデルによって随分効き目は違うけど、人間は耳だけではなく骨や皮膚からも音を感じる能力があるので、当然「完全無音」というわけにはいかない。全身ノイキャンのスーツでも出来たら話は別だけど。コロナ禍で街が荒れた時、誰かノイキャンの部屋を作って欲しいと思った。この旭硝子インドのCMによると、実現化は近い?

Silence is a Luxury that you Deserve! | Soundproof Glass Windows https://youtu.be/O8kgFw5WYY4

以前も書いたように、人間が生み出す街や工事現場、車の「騒音」は大の苦手。アメリカに行ってからますます騒音の弊害に敏感になったけど、人間の出すノイズは動物やエコシステムにとっても相当有害らしい。モーターボートのエンジン音や振動音がサンゴの生態を乱し、マイアミのEDMフェスが近隣の海のアンコウのストレスを高めるといったエピソードに触れつつ、音の問題はサスティナビリティの議論の中でも優先順位が低いことを実感する。

Humanity’s noise is the natural world’s enemy – Nature https://www.nature.com/articles/d41586-024-04162-y

ペイパルの元CTOマックス・レヴチンが現在経営しているAffirmは、フィンテック企業の先駆者として知られている。クレジットカードを持つことが難しい人やクレジットスコアに問題がある人にローンでの買い物を容易にするサービスで、一部のアメリカ人には重宝しているようだ。彼の早口な喋り方が天才肌のイメージをさらに煽る。ウクライナ時代、ニュースのキャスターを真似て英語を勉強したからだとか。よし、彼のインタビューを真似てみよう(笑)。

How to build a successful tech startup – Max Levchin – YouTube https://youtu.be/sqWJsSoWJ5w

独学の話の続き。ヴォコーダーなどでも使う「フーリエ変換」について調べるために高校の数学を復習しようと思ったら、何と高校数学のカリキュラムから「行列」が消えていた。文系(理系という区別を改めるべき)の僕でも中級の行列や微積分は教わったし、理科も物理、化学、生物の3つを一通りはやったけど、今の学生は随分学びの幅が狭くなってしまったんだなあと、他人事ながら気の毒に思う。

【準備編6:数学復習(行列)】イメージでしっかりつかむ信号処理〜基礎から学ぶFFT〜 https://www.aps-web.jp/blog/103539/

僕は学校や教育機関に通ったり、継続的に誰かに教わるということが苦手なので、義務教育と高校で学んだ事以外殆どが独学(大学時代は社会勉強ね、笑)。音楽も然り。振り返ってみると、その学びのアプローチは子供の頃プラモデルやルービックキューブを習得した方法とあまり変わらない。「人生、好奇心が枯渇しない限り希望を見失うことはない」ことが体得できたのが、独学の一番の収穫だと思う。

「独学こそ社会人に最高の勉強法」 野口悠紀雄氏 https://reskill.nikkei.com/article/DGXMZO62897320R20C20A8000000/

2年前の年末に「この1年自分の身辺では奇天烈なエピソードが沢山あった。2023年はまともな年に。」と書いている。その後2023年は2022年よりもっとまともじゃなかったし、2024年もそうだった。でももう免疫が出来たのか、充実感ややる気には溢れていて、気持ちが後退することはない。2025年は世界中が荒れそうな気がするけど、波乱を味方につける「アンチフラジャイル」な心臓を持ちたい。

Antifragility: How to use suffering to get stronger https://youtu.be/ISjRSek5Xbs

随分前から「このコメディ面白いな」と思うと、クレジットにChuck Lorre(チャック・ローリー)の名前に出くわす。自分の笑いのツボと相性が良いというのもあるけれど、IMDbを見てみると手掛けた作品に殆どハズレがなくて感服する。テレビ業界に入ったきっかけは、クリスマスに訪問セールスマンをやっている最中カートゥーン番組のプロデューサーに遭遇し、「その仕事、僕やります!」と手を挙げたことらしい。いかにもNYっぽい話。

How Chuck Lorre Got His Big Break In Television | CONAN on TBS https://youtu.be/HBTKnceWDZg

現在30曲程度の制作を並行して進めている。その中でモノになるのが半分あれば御の字という感じで取り組んでいるのだけど、3割位から5割位の出来に持っていくまでが一番骨が折れる。僕の場合曲作りは、作曲→レコーディング→ミキシングという手順で前から進むばかりではなく、様々な角度からアイデアが出てきてプロセスを行ったり来たりする。この創作の「多次元ランダムウォーク(千鳥足)」が楽しくもあり、苦しくもある。

What is a Random Walk? | PBS Infinite Series https://youtu.be/stgYW6M5o4k

この10年の日本の動向に関しては相当疎いので、男性の肥満率が増加傾向にあることを知らなかった。確かにテレビ番組やYouTubeでもカロリーの高い食べ物の話題が多いような気もするけど、あれば演出上のチョイスであって、実際にはああいうヘヴィな食事をする人はあまりいないのだろうと思っていた。調査によると男性のやせ(BMI18.5以下)は4.3%で、自分はもはやレアな部類らしい。

肥満の人は、男性 31.7%、女性21.0%。やせの人は、男性 4.3%、女性11.3% | 日本生活習慣病予防協会 https://seikatsusyukanbyo.com/statistics/2024/010763.php

ホリデイ・シーズンに一度外出してしまったら、マライア・キャリーのクリスマスの曲を数回は耳にしないわけにはいかない。という位にアメリカ人はあの曲が好き。お店やテレビでかかるだけで彼女は寝てても毎年家が買えるのかもとか、いやらしいことは考えないようにしている。が、毎年そう思う(笑)。「自分もクリスマス・ヒット出したい!」と考える作曲家やアーティストは沢山いると思うけど、今だとAIがそれっぽいのを作ってしまいそうだ。

Dorothy Collins – Mister Santa (Christmas version of “Mister Sandman”) https://youtu.be/UykvySLPV-c

時折NHKの「高校講座」を眺めているのだけど、数学III(とは昔は言わなかった)の講座がないのでYouTubeを探してみる。英語だとKhan Academyに微積分の説明動画とか沢山載っているが、日本語で勉強したものは日本語で復習するのが早いし、日本の予備校の先生で教え方が上手い人は抜群に上手い。真面目に全部見て勉強したら、高校の時より数学が得意になりそう!と思わせてくれる。

【高校 数学Ⅲ】 積分法1 xpの不定積分 – YouTube https://youtu.be/mMIYjMfYAz0

英語日本語に関わらず、古本を買うと意外な出会いがある。著者が「〇〇さんへ」と有名人に宛てたサインが書かれていたり、本の内容とは関係のない妙な走り書きやイラストがあったりして、様々な人間模様が垣間見えることも。先日購入した2000年頃の本には、「心のユンケル」と称する、格言付きのしおりが挟まっていた。「心のチキンスープ」から借用したのだろうけど、ネーミングセンスの時代感がすごく表れていて、何かジワジワ来た。

【第2類医薬品】ユンケル黄帝 30mL×10本 | ユンケル | 強壮剤 https://amzn.to/4iGVtyT

20代半ばの頃、初めからプロになるつもりで音楽を創り始めた。中高生の頃にシンセやギターを買って宅禄をしたりバンドを組んだりはしたけど、その後「自分の創った曲でメシを食うんだ」という具体的なビジョン(覚悟)が据わらなかったら、ただの趣味や遊びで終わっただろう。日本の文壇には珍しく「生活のために書いた」と公言している谷川俊太郎や松本清張の作品に惹かれるのは、その決意の潔さが文字から感じ取れるからかも知れない。

谷川 俊太郎『詩を書く: なぜ私は詩をつくるか』 https://amzn.to/3DkB4zL

かつて”How low can you go?”というスローガン(?)を基に、低周波数帯域のベース音がどこまで出るかを競うトレンドがあって、僕もクラブのバーのグラスがガタガタ揺れるマイアミベースの低音に痺れた。最近は高周波、それも超音波に興味が湧いている。もちろん人間の可聴範囲を超えているからオシロスコープで波形を確かめる位しか出来ないのだけど、イルカやコウモリが新たなオーディエンスになってくれるかも(笑)。

D.J. Magic Mike & Techmaster P.E.B. – How Low Can You Go? https://youtu.be/dvrUuuuSGtM

禅思想から学ぶことは沢山あるけれど、僕は「禅問答」の類は苦手。コップ半分の水を、まだ半分もあると捉えるか、もう半分しかないと捉えるか。これに正解があるはずもなく、大事なのは「どちらか決めて、アクションを起こすこと」。この『決定力』という本には、より良い決定をするヒントや手法が沢山紹介されていてとても有益だが、究極的には決定にとって一番大事なのは、良し悪しや正解を探って問答することではなく、「決定してしまうこと」。

決定力! 正解を導く4つのプロセス(早川書房) https://amzn.to/49zRFeZ

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