幾つものピアノによるパフォーマンスのレイヤーが時間と共にストーリーを織りなしていく、テンポの速いコンテンポラリー・クラシカル/エレクトロニック楽曲です。速いパッセージが生き生きとメジャーコード進行の上を交錯していきます。ビルドアップ、よりリズミカルなブリッジ、そしてドラマティックなエンディングと、3つのパートから構成されています。
『Tessera』が生まれたのは2002年、OEとして最初にライブを行った時にオープニング曲として作曲しました。その後リリース用にブラッシュアップをし、2004年『Director’s Cut』に収録され、数多くの有り難いフィードバックを頂きました。特に、アムステルダム在住のピアニスト向井山 朋子さんがこの曲を気に入り彼女のコンサートで独奏して下さったことは、作曲者としてこの上ない幸せな経験の一つです。
映像で使われているバージョンは2018年リリースのOE『New Classics Vol.1』に収録されている新ミックスをビデオ用に編集したもので、今思うと随分荒削りで直線的だった『Director’s Cut』収録の最初のバージョンに比べるとアーティキュレーションが自然で、ストーリーの起伏をより明確に伝えられているのではないかと思います。
アルバム・プレビュー(試聴): https://youtu.be/nvgqp1yWo-Y
Composed and Produced by Tatsuya Oe (JASRAC)
℗ © 2018 Model Electronic
Video credit: VideoBlocks, Pexels, and Pixabay
– キーワード –
コンテンポラリー・クラシカル、ネオ・クラシカル、ミニマリスト、ピアノ、エレクトロニカ, IDM、ドラマティック、アップリフティング、疾走感、リズミック、希望的な、ドリーミー
– サムネイル画像 –