作業に没頭していたらもうこんな時間…、今日はスピーディーにお届けする findings です。
今日はHi-NRGの超有名曲を一つ、この曲のために日本では何故か「ハイエナ(ジー)の人」と認知されている事の多いBuzzcocks(バズコックス)のPete Shelley(ピート・シェリー)”Telephone Operator” です。ここ数年僕は Vitalic や David Carretta 辺りの間に潜り込ませてはミックス&スピンしていますが、元々国内ではそういう文脈で流行った曲ではなく、基本フリ付きの新宿&六本木ディスコ・ハッチャケアンセムです。でも彼の’81年リリースのアルバム “Homosapien” を聴くとそういう文脈の音楽に聴こえてくると思います、普通にGary Numan 辺りと被るなって感じで、時代的に結果エレクトロニックな音に仕上がっているけど根っこにあるのはグラムなりグラマラス・パンクです(その後ポジパンが Hi-NRG に接近したのも同じ様な動機かな)。最初「そういう」人がその後「ああいう」世界で大受けして、今「こういう」音楽と繋がる。「そういう」と「ああいう」の違いって、実はあまりないってことなんですよね(^-^)。
こんな余計な説明しなくても、現場では全部溶け合ってしまうわけだから、音楽って、とかく理性や固定観念は邪魔者です。いや、「理性は邪魔者」と考えるのもまた邪魔な理性…?と話が33回転でループしてきました(笑)。
僕はいつもそんな感じで、一見繋がらなさそうな事柄を繋げてみるのが好きなのです、音楽に限らず。リスキーな事もあるし当然得手不得手はありますが、世界が一気に広がるし、様々な世界を知り、体験して繋げて行ってゲリラ的に発見 (findings)していくのが生き甲斐なんですね。根っこは同じ「ヒト(ホモ・サピエンス)」なんですから、角度を変えれば共通点や動機の類似性というのは必ず見つかる。というか、体と耳が自然とそう反応して、答えを出してくれます(^-^)。
というわけで、今読んでいるのは上のPete Shelley とは一見全く繋がらない「オープンソースじゃなきゃ駄目」。いや、「オープンソースじゃなきゃ駄目」という言い回しもまた駄目…?と話が45回転で回りながらまた明日(*_*;)/。(本のタイトルの真意は実際に読むとお分かりになれます)