『Dark Model – Orchestral Driving Electro Mix』ムービー制作背景
先日Youtubeで公開した『Dark Model – Orchestral Driving Electro Mix』ムービーの制作背景を解説します。音源制作のプロセスから映像の編集について。
先日Youtubeで公開した『Dark Model – Orchestral Driving Electro Mix』ムービーの制作背景を解説します。音源制作のプロセスから映像の編集について。
新作のOE『Suchness』含めて、これまでのModel Electronicからのリリースを扱う国内・海外配信サービスが大幅に増えました。レコチョク、mora、e-onkyo music, OTOTOYでは、24bit/48Khz WAVやFlacのハイレゾ音源が配信されています。
アルバム「Saga」から「Danse Macabre(Dance of Death)」に関するバックストーリーを紹介します。そして作曲家が陥る「コンポーザーズ・ブロック」や普段の創作に、セレンディピティ(思いがけない発見)をどう活かすかということについて。
OE名義での新しいリリースの制作が完了しました。今回は収録曲から「Rambler and Canter」を紹介します。その他に、音源チェックで使うヘッドフォンの話やニューヨーク・シティ・マラソンについて思うことなどを綴っています。
Dark Modelのニューアルバム「Saga」から「Storm Goddess」を紹介します。そしてこのところ音楽の世界で頻繁に使われるようになった「エピック」という言葉について、老舗の英国音楽情報ウェブサイトMusic-News.comに掲載された「Saga」のレビュー紹介を交えて少し考察を。
「Saga」収録の「Rage and Redemption」の制作背景です。クワイアとエレクトロニック・サウンドを融合させること、ソフトウェア・シンセサイザーの使い方や制作者としての心構えなど、音楽制作寄りの話が中心です。
Dark Modelのニューアルバム「Saga」から最初に紹介する曲「Survivors」の解説。オーケストラによるシンフォニックなサウンドを軸にしていることに加えて、Captain Funkとしてはお馴染みのディスコ、エレクトロニック・ファンクの要素をフィーチャーしています。
ドラムライン(マーチング・ドラム)の演奏およびMIDIプログラミングでの制作ガイド。マーチング・ドラム関連商品を専門的に扱うショップやMIDIでの打ち込みのコツ、有効なツールなどを紹介しています。
音楽ビジネスを取り巻く「エコシステム(生態系、循環系)」は今やミュージシャンごとに異なり、一つの正解というものはありません。大事なのは自分の音楽がどう聴かれ、どう拡がり、どう使われることによってその結果何が生まれるのかという、自分のエコシステムをしっかりと解剖して向き合うことです。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/5 火曜日
仕事や読書をしている時に聴く音楽はインストが大半を占める。毎晩のローテーションにはアンビエント、ピアノ・ジャズ、ブラジル、そして自分のSuchnessシリーズなどが入っている。ヨガやリラクゼーションに向くような音楽とは違って、邪魔にならない程度のリズムや緊張感、音楽として発見がある曲が好み。オーストラリアのジャズ・バンドThe Necksのこの曲は毎日でも聴いていられる。これが’88年に録音されたデビュー作だとは。
統計学で「ノンパラメトリック統計」と言われるものに興味があるのだけど、入門書だと知識中心の「お勉強」に終始していて、ピンと来ない。知りたいのは学者の名前などではなくて、病院間で異なるがん治療をした時に改善スコアがどうなるかとか、無軌道な関税政策が為替にどう影響を与えるのかとか、そういう生々しくて、自分の人生に関係のありそうなこと。お勉強と現実社会の橋渡しは、最近は人間よりもChatGPTの方が上手だったりする。
リーマンショック以降、『ブラック・スワン』(想定外の出来事、不確実性)に対しては誰もが敏感になったが、「今現在、確実に進行している良からぬこと」に関しては盲目的で、思考停止を起こしやすい。多くのミュージシャンにとって音楽業界が長らく暗澹たる方向に進んできた一方で、著作権という観点で見れば「リスク分散向きの、手堅い投資対象」であるとして、金融業界の連中の魅力的なポートフォリオ候補になった。次のブラック・スワンでこれがどうなるか。