OE『Suchness』制作ストーリー Vol.2 – 音の沈黙と隙間 –
まもなく発売されるOE名義でのアンビエント(環境音楽)アルバム『Suchness(サッチネス)』についての制作ストーリー第二回です。日本人特有の音の沈黙と隙間、つまり「間(ま)」に対する感覚について、ダイジェスト試聴と共にお送りします。
まもなく発売されるOE名義でのアンビエント(環境音楽)アルバム『Suchness(サッチネス)』についての制作ストーリー第二回です。日本人特有の音の沈黙と隙間、つまり「間(ま)」に対する感覚について、ダイジェスト試聴と共にお送りします。
90年代後半に一世を風靡したビッグ・ビートのムーブメントについての書籍「The Little Big Beat Book」がイギリスから発売されます。ファットボーイ・スリム、プロディジーなどの代表的なアーティストに加わり、僕もこの本のインタビューに参加しました。日本ならでは特色に注目しつつ、当時のシーンを振り返ります
OE「New Classics Vol.1 & 2」のリリースにちなんだ、僕タツヤ・オオエのインタビュー第三弾です。今回は音楽の「耐久性」と、Dark Modelの話題を中心に、音楽が持つストーリーテリングの可能性について。
OE「New Classics Vol.1 & 2」のリリースにちなんだ、僕タツヤ・オオエのインタビュー第二弾です。今回は渡米以前、以後の意識と音作りの変化について。日本とアメリカのクリエイティブの違い、特に「個性」と「クオリティ」に対する考え方の違いについて語っています。
4月に発売されたDark Model「Saga」日本盤CDにはライナーノーツ(解説文)が収録されています。著者の北口大介さんが以前編集を務めていた「GROOVE」という音楽雑誌との思い出も含めて、その解説文を抜粋紹介しています。
米ハフィントン・ポストによる Dark Model 「Saga」アルバムレビューと、収録曲「Avalon」のバックストーリーを紹介します。ハフポストのレビューでは、5点中4.5点の高評価を頂いて、とても嬉しく思っています。
Dark Model「Saga」についてのニュース/音楽メディアでのレビュー紹介第四弾です。今回はカナダのメディアに掲載された記事をほぼ完全翻訳で紹介します。『Saga』は映画三部作分(トリロジー)に匹敵する、自己設定のための音楽であるという、鋭い視点で書かれたレビューをお楽しみ下さい。
第一弾、第二弾、そして前回の「エピック」解説に引き続き、Dark Modelのニューアルバム「Saga」についての米国ニュース/音楽メディアでのレビューを紹介します。今回は各レビューの「妙」を味わって頂くために、普段より長めの翻訳を紹介しま
Dark Modelのニューアルバム「Saga」から「Storm Goddess」を紹介します。そしてこのところ音楽の世界で頻繁に使われるようになった「エピック」という言葉について、老舗の英国音楽情報ウェブサイトMusic-News.comに掲載された「Saga」のレビュー紹介を交えて少し考察を。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/5 火曜日
本当の人生は「人生(この世)はばかばかしいもの」と気付いた瞬間から始まる、というような事を以前書いた。とはいえ僕はニーチェに傾倒したこともないし、中二病やニヒリストを気取るほど幼くはない。ばかばかしさを原点として、生き甲斐を見出しながら、他人や社会にマイナスではなくプラスになることをしようと奮闘する。で、再びばかばかしいと感じて(笑)、次の周回に向けてリブートする。この無限音階の様な「らせん」を楽しむのが人生。
無限音階 – YouTube https://youtu.be/_2xKH9G1Xaw音の話の続き。ノイズキャンセリングヘッドフォンにはよくお世話になっていて、少なくとも6、7個は買っている。メーカーやモデルによって随分効き目は違うけど、人間は耳だけではなく骨や皮膚からも音を感じる能力があるので、当然「完全無音」というわけにはいかない。全身ノイキャンのスーツでも出来たら話は別だけど。コロナ禍で街が荒れた時、誰かノイキャンの部屋を作って欲しいと思った。この旭硝子インドのCMによると、実現化は近い?
Silence is a Luxury that you Deserve! | Soundproof Glass Windows https://youtu.be/O8kgFw5WYY4以前も書いたように、人間が生み出す街や工事現場、車の「騒音」は大の苦手。アメリカに行ってからますます騒音の弊害に敏感になったけど、人間の出すノイズは動物やエコシステムにとっても相当有害らしい。モーターボートのエンジン音や振動音がサンゴの生態を乱し、マイアミのEDMフェスが近隣の海のアンコウのストレスを高めるといったエピソードに触れつつ、音の問題はサスティナビリティの議論の中でも優先順位が低いことを実感する。
Humanity’s noise is the natural world’s enemy – Nature https://www.nature.com/articles/d41586-024-04162-y