Dark Model「Storm Goddess」、そして「エピック・ミュージック」の今
Dark Modelのニューアルバム「Saga」から「Storm Goddess」を紹介します。そしてこのところ音楽の世界で頻繁に使われるようになった「エピック」という言葉について、老舗の英国音楽情報ウェブサイトMusic-News.comに掲載された「Saga」のレビュー紹介を交えて少し考察を。
Dark Modelのニューアルバム「Saga」から「Storm Goddess」を紹介します。そしてこのところ音楽の世界で頻繁に使われるようになった「エピック」という言葉について、老舗の英国音楽情報ウェブサイトMusic-News.comに掲載された「Saga」のレビュー紹介を交えて少し考察を。
「私はあなたがDark Modelに似た音楽を決して聴いたことがないことを保証する。このレコードはとても良く出来ていて、たった一人の人間が作った作品だとは到底信じがたい。」 (Indiemunity)
Dark Modelファースト・アルバムから2曲紹介。「Ran(Resistance)」はクワイア(合唱団)サウンドを取り入れた、アグレッシブなオーケストラ・エレクトロニック、「Fate」はCaptain Funkにも通じる、エレクトロ色の強いオーケストラサウンドが特徴です
Dark Modelファースト・アルバムのリリースまであと少し。CDも我々の手元に届き、一部先行予約&全曲試聴が始まりました。今回はDark Modelの音楽を説明する時によく使われる「エピック」という言葉についても説明します。
サイケデリック+エピック+ドリーミーなギター中心のロック、もしくはエレクトロ的なロック/ポップなどの潮流がアメリカのインディーの世界ではしばらく続いています。その中から今回はNeon Indianを紹介
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日
調香師や臭気判定士のように匂いの識別力を活かした職業はあるし、超高性能な匂いセンサーは既に普及が進んでいるが、「現実にある匂いを再現する」のはまた次元の違う話。日本語でも英語でもこの手の事を調べると、必ず東工大の中本研究所に辿り着く。かつてシンセサイザーは、鐘の音から波の音まで現実音を人工的に作り出す「再現マシン」の側面があった。もし「匂いシンセ」や「匂いサンプラー」が出来たら、結構破壊力ありそう。
5月23日にMER名義でアルバムをリリースします。今回はエレクトロニック・ジャズ・ファンク・タイプの曲を集めたコンピレーション。このスタイルはCaptain Funkのデビュー盤『Encounter with…』から紹介してきた、僕にとってはまさに「三つ子の魂百まで」の音楽です。リリースまであと1か月ありますが、近く試聴用のダイジェストを披露できればと思っていますので、ご期待下さい。
「オッカムの剃刀」という言葉を耳にする機会が増えた。自然科学の世界でよく言われる「シンプル・イズ・ビューティフル」な考え方は理解できるし、あらゆるものを複雑でややこしくする日本のお国柄にはついていけないことが多い。ただ、西洋人の「過度な単純化(オーバーシンプリフィケーション)」も大いに身勝手で迷惑な時がある。「正しい」という言葉にまず抵抗があるけど、「シンプルなものが正しい」のではなく「正しいものが正しい」んじゃないの?と思って読んでみる。