「創り散らかす」力
北斎、ピカソ、アイザック・アシモフ、そして立花隆。彼らは信じられないほど多作であり、作風のレンジが驚くほどに広範です。彼らは生涯に渡り作品を自発的に「書き散らし」、自らをも変身させてきました。クリエイターとしての雑食性が強靭な筆「圧」を生み、時代を超えて見る者読む者を圧倒する。僕が触発されるのは彼らの「創り散らかすパワー」なのです。
北斎、ピカソ、アイザック・アシモフ、そして立花隆。彼らは信じられないほど多作であり、作風のレンジが驚くほどに広範です。彼らは生涯に渡り作品を自発的に「書き散らし」、自らをも変身させてきました。クリエイターとしての雑食性が強靭な筆「圧」を生み、時代を超えて見る者読む者を圧倒する。僕が触発されるのは彼らの「創り散らかすパワー」なのです。
Dark Modelアルバム進行状況、映画「Sausage Party」への楽曲ライセンス、そしてデイヴィッド・ツヴィルナー・ギャラリーのエキシビションで印象的だったJordan Wolfson(ジョーダン・ウォルフソン)の作品「Colored Sculpture」を紹介。
Dark Modelのファースト・アルバムのアートワーク制作に協力してくれたアートディレクター、リチャード・B・ロバーツ氏をインタビューしました。彼の独創的な作風はどこから来るのか、これまでキャリアの軌跡、彼の職業倫理観まで、クリエイターのみならずインパイアされるであろう興味深い内容となっています。
Dark Model ファースト・アルバムからの楽曲3曲が Model ElectronicのYoutubeページに登場しました。「Ran (Resistance)」「Onibi (Demon Fire)」、そして「Fate」のアルバムバージョンです。お楽しみ下さい。
時代の流れは読みつつも、出来るだけ自分の環境を便利(快適、楽)にしないこと。自分をタフであり続けさせるためには、案外大事なことではないでしょうか。一つの便利さがもう一つの不便さ(制御しずらさ、後戻りしずらさ)を生む、そんなことを考える今日この頃です。
ブルガリアの友人が手掛けているブランドDemobaza、桑沢デザイン研究所で開催されている「ワダエミ衣装空間」、そしてワダエミさんが衣装を手掛けた黒澤明監督「乱」の、武満徹氏によるサウンドトラックを紹介。
新年明けましておめでとうございます。このFindings も9回目の新年を迎えました。引き続きよろしくお付き合いお願いします! 昨日は先日少しご紹介した展示会「The Performing Pot of Arts」(場所 […]
Model Electronic Library Proは、弊社の楽曲を、ジャンル、特徴、BPMなどの分類で検索でき、放送、映像へのシンクロナイゼーション(同期)・ライセンスに関する許諾や使用料などに関するやり取りをよりスムーズに行えることを目指したものです。最近音楽を手掛けたCMなども紹介。
サウンドデザインとコンポジションは非常に密接しているものだと考えています。人間の脳味噌が聴覚要素のどこまでを音楽的に捉え、どこからを非音楽的な「サウンド」と捉えるのかを考えつつも、時にそれらを分離させ、時にそれらを交差させながら音源を制作するのは、映像とコラボレーションする際の醍醐味の一つです。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/5 火曜日
遅ればせながらBandcampでもOE『Moment of Now』の発売を開始しました。Suchnessシリーズの中では最も躍動感のあるアルバムなので、普段アンビエントミュージックを聴かない人もアクセスしやすい作品に仕上がっていると思います。僕は今これを聴きながら数列の問題と格闘していて、「漸化式(recurrence relation)」ってネーミング、なぜもっと取っつきやすい名前にしなかったんだろうとか考えてる。
Rhythm of the Wind | OE (Tatsuya Oe) https://oe-music.bandcamp.com/track/rhythm-of-the-wind朝起きて仕事始めによく聴いているのがニュージャージーにあるジャズFM放送局のWBGO。公共放送であるNPRと提携しているラジオ局で、コルトレーンから新進気鋭のジャズまで程よい選曲が気に入っている。先日オンエアされていたこのSambarandaによるアカペラ曲はブラジルの作曲家アントニオ・アドルフォの有名曲のカバーだと思うけど、リズムもハーモニーも新鮮で素敵。
Sambaranda – Cascavel [Official Audio] https://youtu.be/BDPHFpJkucc韓国映画『不思議の国の数学者』という作品で、試験問題を漏洩した塾の名が「オイラー」だった。かなり前、この『オイラーの贈物』を本棚から取り出して時折パラパラと眺めていた事を思い出す。当時のAmazonの購入履歴を見ると、同時期に買って読んだのが幸田露伴『五重塔』、レム・コールハース『錯乱のニューヨーク 』、そして『Boxer: 辰吉丈一郎流発想法』など。どれが一番ファンクかと言われれば、迷わず一番最後。
新装版オイラーの贈物 – 吉田武 https://amzn.to/4gbgy27