Boogie Electricland 制作秘話(CM音楽情報)
今週もモリモリ仕事をしていたつもりが、やり残していることもモリモリで、そういえば昔お世話になっていたレーベルの入っていたビルは渋谷のモリモビル…、ああ何を言ってるんだかな週末を迎えつつ、東京は夜の2時です。目下、あるアー […]
今週もモリモリ仕事をしていたつもりが、やり残していることもモリモリで、そういえば昔お世話になっていたレーベルの入っていたビルは渋谷のモリモビル…、ああ何を言ってるんだかな週末を迎えつつ、東京は夜の2時です。目下、あるアー […]
先日Newsのページでもお知らせしたPanasonic のサイト、もうご覧になれましたか?僕は三編のうち二編の音楽を担当させて頂きましたが、「金魚」編で行った、「インタラクションを想定した音作り」というのは普段あまり経験 […]
Tatsuya Oe Updated: 2015/10/18 日曜日
リーマンショック以降、『ブラック・スワン』(想定外の出来事、不確実性)に対しては誰もが敏感になったが、「今現在、確実に進行している良からぬこと」に関しては盲目的で、思考停止を起こしやすい。多くのミュージシャンにとって音楽業界が長らく暗澹たる方向に進んできた一方で、著作権という観点で見れば「リスク分散向きの、手堅い投資対象」であるとして、金融業界の連中の魅力的なポートフォリオ候補になった。次のブラック・スワンでこれがどうなるか。
複雑系や人工生命(AL)に興味を持っていた頃、ベノワ・マンデルブロの名前と「フラクタル幾何学」という言葉を頻繁に目にした。フラクタル的なアプローチは作曲やアートの世界にも広がり、僕もその手の実験的なソフトウェアに凝った時期がある。その10年後ナシム・タレブが『ブラック・スワン』で彼を称賛したことで、マンデルブロは一躍「金融工学の人」になった。彼が現在生きていたら、現在進行中の「一人の人災による市場リスク」はどう説明するのだろう?
僕は元々寝つきが悪い上に眠りが浅くて、数時間で目が覚めることがしょっちゅうだった。燦燦と輝く太陽の下で長時間散歩してもまだビタミンDの生成量と疲れが足りないのかと思って、自然光のLEDライトとエアロバイクを部屋に導入したほど。それがこの数年なぜかぐっすり眠れていて、横になって5分で気を失う。理由ははっきりとは分からないが、床に入ると毎日儀式のようにこのアルバムをセットしている。で、悪いけど1曲目しか聴いた記憶がない(笑)。