様々なプロジェクトが進むにつれて、最近僕は本当に人に助けられているなって思います。やりたい事がはっきりすればするほど、自分の中の確信が強くなればなるほど、周囲に助けてもらっている、生かされている事の有り難さが分かる、そんな不思議な感覚は20代の頃にはあまり味わわなかった様な気がします。エゴや自己欲求、自己実現だけで完結してしまえるほど人生は短くない、浅くないってことなんでしょうか。誰かを生かし、誰かに生かされる、出来ればそんな楽しさを味わいながら人生を送って行きたいなと思う次第です。
そう考えると、アルバムの精度をもっと上げておきたくなって、スクリーモの様な雄叫びを練習してみる、ってことはまずないんですが(笑)、先日久々に聴いてやはり良いなあと思ったバンド Emery “Weak’s End“と”Question” を紹介します。激情と静謐のコントラストを付けるのが上手いバンドは沢山いますが、彼等の場合そこを繋ぐメロディや曲の構成がとてもしっかりしているところが好きです。中には殆どAORみたいな切ない曲もあって、歌を大事にしている感じがしっかり伝わってきます。個人的には、笑っちゃう位のデス声と泣きメロが交錯する1stアルバムが特に好き。
こんな感情のコントラストの強い音楽をエレクトロニック・ミュージックの世界で、いつか作ってみたいものです。
何か書いていて、またもや全然違う音楽 BS&T “You Made Me So Very Happy” の歌詞を思い出しました。BS&T はカバーのチョイスのセンスがホントに良いですね。
こんなカバーセンスと泣き笑いに溢れたエモーショナルな音楽をエレクトロニック・ミュージックの世界で、いつか作ってみたいものです。