先日Newsでお伝えしたLibraryを始め、Model Electronic ウェブサイトのコンテンツが徐々に揃ってきました。このところMEのサイトをご覧になっていなかった方は是非お立ち寄り頂けると嬉しいです。引き続き内容とメニューを更新していきますので、ご期待下さい。
今日からは曲作りと10日のライブの準備に戻ろうと思います。10日のMeri Neeser とのライブでは、Captain Funk楽曲のアコースティックバージョン(どの曲かは当日のお楽しみで)なども含めて披露できればと考えています。ということで、僕がアコースティックギターを弾くという珍しい光景が見られるはずです(^-^)。アコギとDJというのもそうそうない取り合わせですので、10日(土)は是非お友達をお誘いの上日本橋に遊びにいらして下さい。
今日は手短かなので、最後にここ最近微妙に盛り上がっている(のか誰かが盛り上げようとしているかはよく分かりませんが)Neon Indian(ネオン・インディアン)の “Polish Girl” (アルバム”Era Extrana” 収録)を紹介しておきます。
この手の音楽のトレンドに関して言えば、Arcade Fire, Temper Trap 辺りのサイケデリック+エピック+ドリーミー(+しばしナーディ(Nerdy)な「泣きメロ」)なギター中心のロック、そしてAnimal Collective やPassion Pit, M83, Cut Copy 辺りのサイケデリック+エピック+ドリーミー(+しばしナーディ(Nerdy)な「泣きメロ」)なエレクトロ的なロック/ポップなどの潮流がアメリカのインディーの世界ではしばらく続いていますね。アメリカではテレビや映画の世界でもこの手の音は現在重宝されていて、こういったタイプの楽曲を持っていないかというリクエストの連絡は西海岸、東海岸に関わらず、僕のところにもよく届きます。
ただ、以前の投稿(「「インディペンデント」であって「インディー」でないもの(、もしくはその逆)」)にも書いたように、ここ10年程は(Pitchfork mediaなど、ヒップスターを気取るネットメディアの扇動力も手伝って)こうしたインディーもののトレンドの消費サイクルがとても早くそのサイクルの半径も小さい、というより、リアリティ(実体)とは乖離したところでトレンドが回っている気がしていて、新進気鋭のアーティストが数年周期で雑誌の様に読み捨てられていく様子を見るのは少し複雑な心境ではあります。もちろんそこを乗り越えていくのもアーティストの大事な仕事ですけどね。