日々のつれづれと、その日のお気に入りを紹介するマイクロブログ『Day By Day』を月別にまとめたページです。今回は2024年12月分を紹介。最新の投稿は https://www.tatsuyaoe.com/microblog/ にて。
2024年12月31日
’00年代半ば辺りから、アメリカではAOR的な音楽を「Yacht Rock(ヨット・ロック)」と呼ぶ。この流れを受けて最近HBOがドキュメンタリーを作った。人気YouTuberのRick Beatoがこの呼び名を非難したことが中高年ファンの間で論争になっているようだが、各人が自由に楽しむことが許されている音楽の世界で、こうある「べき」とか、何が「正しい」、誰が「偉い」とか議論すること自体が音楽を猛烈につまらなくするので、僕は真っ平御免。
Music Box: Yacht Rock: A Dockumentary | HBO
2024年12月30日
本当の人生は「人生(この世)はばかばかしいもの」と気付いた瞬間から始まる、というような事を以前書いた。とはいえ僕はニーチェに傾倒したこともないし、中二病やニヒリストを気取るほど幼くはない。ばかばかしさを原点として、生き甲斐を見出しながら、他人や社会にマイナスではなくプラスになることをしようと奮闘する。で、再びばかばかしいと感じて(笑)、次の周回に向けてリブートする。この無限音階の様な「らせん」を楽しむのが人生。
無限音階 - YouTube
2024年12月29日
音の話の続き。ノイズキャンセリングヘッドフォンにはよくお世話になっていて、少なくとも6、7個は買っている。メーカーやモデルによって随分効き目は違うけど、人間は耳だけではなく骨や皮膚からも音を感じる能力があるので、当然「完全無音」というわけにはいかない。全身ノイキャンのスーツでも出来たら話は別だけど。コロナ禍で街が荒れた時、誰かノイキャンの部屋を作って欲しいと思った。この旭硝子インドのCMによると、実現化は近い?
Silence is a Luxury that you Deserve! | Soundproof Glass Windows
2024年12月28日
以前も書いたように、人間が生み出す街や工事現場、車の「騒音」は大の苦手。アメリカに行ってからますます騒音の弊害に敏感になったけど、人間の出すノイズは動物やエコシステムにとっても相当有害らしい。モーターボートのエンジン音や振動音がサンゴの生態を乱し、マイアミのEDMフェスが近隣の海のアンコウのストレスを高めるといったエピソードに触れつつ、音の問題はサスティナビリティの議論の中でも優先順位が低いことを実感する。
Humanity’s noise is the natural world’s enemy - Nature
2024年12月27日
ペイパルの元CTOマックス・レヴチンが現在経営しているAffirmは、フィンテック企業の先駆者として知られている。クレジットカードを持つことが難しい人やクレジットスコアに問題がある人にローンでの買い物を容易にするサービスで、一部のアメリカ人には重宝しているようだ。彼の早口な喋り方が天才肌のイメージをさらに煽る。ウクライナ時代、ニュースのキャスターを真似て英語を勉強したからだとか。よし、彼のインタビューを真似てみよう(笑)。
How to build a successful tech startup - Max Levchin - YouTube
2024年12月26日
独学の話の続き。ヴォコーダーなどでも使う「フーリエ変換」について調べるために高校の数学を復習しようと思ったら、何と高校数学のカリキュラムから「行列」が消えていた。文系(理系という区別を改めるべき)の僕でも中級の行列や微積分は教わったし、理科も物理、化学、生物の3つを一通りはやったけど、今の学生は随分学びの幅が狭くなってしまったんだなあと、他人事ながら気の毒に思う。
【準備編6:数学復習(行列)】イメージでしっかりつかむ信号処理〜基礎から学ぶFFT〜
2024年12月25日
僕は学校や教育機関に通ったり、継続的に誰かに教わるということが苦手なので、義務教育と高校で学んだ事以外殆どが独学(大学時代は社会勉強ね、笑)。音楽も然り。振り返ってみると、その学びのアプローチは子供の頃プラモデルやルービックキューブを習得した方法とあまり変わらない。「人生、好奇心が枯渇しない限り希望を見失うことはない」ことが体得できたのが、独学の一番の収穫だと思う。
「独学こそ社会人に最高の勉強法」 野口悠紀雄氏
2024年12月24日
2年前の年末に「この1年自分の身辺では奇天烈なエピソードが沢山あった。2023年はまともな年に。」と書いている。その後2023年は2022年よりもっとまともじゃなかったし、2024年もそうだった。でももう免疫が出来たのか、充実感ややる気には溢れていて、気持ちが後退することはない。2025年は世界中が荒れそうな気がするけど、波乱を味方につける「アンチフラジャイル」な心臓を持ちたい。
Antifragility: How to use suffering to get stronger
2024年12月23日
随分前から「このコメディ面白いな」と思うと、クレジットにChuck Lorre(チャック・ローリー)の名前に出くわす。自分の笑いのツボと相性が良いというのもあるけれど、IMDbを見てみると手掛けた作品に殆どハズレがなくて感服する。テレビ業界に入ったきっかけは、クリスマスに訪問セールスマンをやっている最中カートゥーン番組のプロデューサーに遭遇し、「その仕事、僕やります!」と手を挙げたことらしい。いかにもNYっぽい話。
How Chuck Lorre Got His Big Break In Television | CONAN on TBS
2024年12月22日
現在30曲程度の制作を並行して進めている。その中でモノになるのが半分あれば御の字という感じで取り組んでいるのだけど、3割位から5割位の出来に持っていくまでが一番骨が折れる。僕の場合曲作りは、作曲→レコーディング→ミキシングという手順で前から進むばかりではなく、様々な角度からアイデアが出てきてプロセスを行ったり来たりする。この創作の「多次元ランダムウォーク(千鳥足)」が楽しくもあり、苦しくもある。
What is a Random Walk? | PBS Infinite Series
2024年12月21日
この10年の日本の動向に関しては相当疎いので、男性の肥満率が増加傾向にあることを知らなかった。確かにテレビ番組やYouTubeでもカロリーの高い食べ物の話題が多いような気もするけど、あれば演出上のチョイスであって、実際にはああいうヘヴィな食事をする人はあまりいないのだろうと思っていた。調査によると男性のやせ(BMI18.5以下)は4.3%で、自分はもはやレアな部類らしい。
肥満の人は、男性 31.7%、女性21.0%。やせの人は、男性 4.3%、女性11.3% | 日本生活習慣病予防協会
2024年12月20日
ホリデイ・シーズンに一度外出してしまったら、マライア・キャリーのクリスマスの曲を数回は耳にしないわけにはいかない。という位にアメリカ人はあの曲が好き。お店やテレビでかかるだけで彼女は寝てても毎年家が買えるのかもとか、いやらしいことは考えないようにしている。が、毎年そう思う(笑)。「自分もクリスマス・ヒット出したい!」と考える作曲家やアーティストは沢山いると思うけど、今だとAIがそれっぽいのを作ってしまいそうだ。
Dorothy Collins - Mister Santa (Christmas version of “Mister Sandman”)
2024年12月19日
時折NHKの「高校講座」を眺めているのだけど、数学III(とは昔は言わなかった)の講座がないのでYouTubeを探してみる。英語だとKhan Academyに微積分の説明動画とか沢山載っているが、日本語で勉強したものは日本語で復習するのが早いし、日本の予備校の先生で教え方が上手い人は抜群に上手い。真面目に全部見て勉強したら、高校の時より数学が得意になりそう!と思わせてくれる。
【高校 数学Ⅲ】 積分法1 xpの不定積分 - YouTube
2024年12月18日
英語日本語に関わらず、古本を買うと意外な出会いがある。著者が「〇〇さんへ」と有名人に宛てたサインが書かれていたり、本の内容とは関係のない妙な走り書きやイラストがあったりして、様々な人間模様が垣間見えることも。先日購入した2000年頃の本には、「心のユンケル」と称する、格言付きのしおりが挟まっていた。「心のチキンスープ」から借用したのだろうけど、ネーミングセンスの時代感がすごく表れていて、何かジワジワ来た。
【第2類医薬品】ユンケル黄帝 30mL×10本 | ユンケル | 強壮剤
2024年12月17日
20代半ばの頃、初めからプロになるつもりで音楽を創り始めた。中高生の頃にシンセやギターを買って宅禄をしたりバンドを組んだりはしたけど、その後「自分の創った曲でメシを食うんだ」という具体的なビジョン(覚悟)が据わらなかったら、ただの趣味や遊びで終わっただろう。日本の文壇には珍しく「生活のために書いた」と公言している谷川俊太郎や松本清張の作品に惹かれるのは、その決意の潔さが文字から感じ取れるからかも知れない。
谷川 俊太郎『詩を書く: なぜ私は詩をつくるか』
2024年12月16日
かつて”How low can you go?”というスローガン(?)を基に、低周波数帯域のベース音がどこまで出るかを競うトレンドがあって、僕もクラブのバーのグラスがガタガタ揺れるマイアミベースの低音に痺れた。最近は高周波、それも超音波に興味が湧いている。もちろん人間の可聴範囲を超えているからオシロスコープで波形を確かめる位しか出来ないのだけど、イルカやコウモリが新たなオーディエンスになってくれるかも(笑)。
D.J. Magic Mike & Techmaster P.E.B. - How Low Can You Go?
2024年12月15日
禅思想から学ぶことは沢山あるけれど、僕は「禅問答」の類は苦手。コップ半分の水を、まだ半分もあると捉えるか、もう半分しかないと捉えるか。これに正解があるはずもなく、大事なのは「どちらか決めて、アクションを起こすこと」。この『決定力』という本には、より良い決定をするヒントや手法が沢山紹介されていてとても有益だが、究極的には決定にとって一番大事なのは、良し悪しや正解を探って問答することではなく、「決定してしまうこと」。
決定力! 正解を導く4つのプロセス(早川書房)
2024年12月14日
独力でレーベルを20年近く運営している身として、「ひとり出版社」という言葉が気にならないはずがない。紹介されている出版社の本は残念ながら読んだことがなかったけれど、勇気を振り絞って事業を立ち上げた方々の気概は伝わってきた。一つ違和感があったのは、作家、編集者、取次、書店、「売れる」という言葉は頻繁に出てくる一方で、「読者」や「読む」という単語が殆ど出てこないこと。それは作家の仕事、ということなのかな。
増補改訂版“ひとり出版社"という働きかた
2024年12月13日
子供向けの本をよく読むようになった。講談社のブルーバックスや岩波ジュニア新書には読みたい本が沢山あるし、図鑑や伝記の類にも惹かれる。この『未来をつくる仕事図鑑』は日本が最先端を走っている技術ばかりではないものの、各分野で新しい技術に取り組んでいる研究者の横顔に触れられるのが楽しい。資金調達や事業化への切迫感が漂わない「ぬるさ」が気になるけど、まずは子供に未来を感じてもらうということで。
未来をつくる仕事図鑑 - 楽しい世界をつくる | 学研プラス
2024年12月12日
「緩やかなビート」というのを英語で説明するのに”slow”以外の形容詞を探して苦労する。テンポが遅いからといって、relaxed, leisurelyといったくつろいだ雰囲気でもないし、sleepwalking(夢遊病の)のようなサイケデリックな曲でもない。deliberateは好きな言葉だけど、補足説明が必要。そういえば、UKの音楽では”wonky”(不安定な、揺らぎのある)という表現がよく使われるが、下手に訳してしまうとカッコ良さが伝わらない。
NAO - Bad Blood (Lyrics)
2024年12月11日
一握りの理系(最近はSTEM)出身の人を除いて、アメリカでは算数や暗算が苦手な人がとても多い印象がある。そのことと「何であれ、大きな事は良い事だ」的なマインドが関係あるのかは分からないが、稼ぐことに貪欲でない人に会ったことがない。日本の学生の基礎学力が世界トップだという自画自賛はよく聞くけど、教育者達は(優秀なはずの)日本がとてつもなく人件費が低く、稼げない国だという屈辱的な事実には触れようとしない。
日本の高校生の学力は、ほぼ「世界一」だと言える理由|みんなの教育技術
2024年12月10日
アート蒐集家のヴォーゲル夫妻を追った『ハーブ&ドロシー』の2本のドキュメンタリーをご存知の方もいらっしゃると思う。マンハッタンのレントコントロール(家賃規制)のアパートに長年住み、4000点以上のコンテンポラリー・アート作品の殆どをアーティスト本人から購入して集めたという事実も驚きだけど、僕は彼らの「ウンチクや講釈ではなく、見た目の美しさで直感的に選ぶ」という率直さに魅了された。
映画『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』予告編
2024年12月09日
先日紹介したジェームズ・ダイソン『Invention』のオーディオブックを7割ほど聴いたのだけど、ブリティッシュ・アクセントに慣れていないので結構脳味噌が疲れる。NYで英語を教えているネイティブスピーカーのアメリカ人夫婦が『Game of Thrones』は字幕を読まないとついていけないと言っていた。多少英語が聴き取れない時でも、「分からんものは分からん」と開き直れるようになったのはその人のおかげ。
American vs. British vs. Australian English | One Language, Three Accents
2024年12月08日
(2/2)というのが、僕のある質問に対するAIからの回答。彼(彼女)が指摘しているような、創作物のクオリティの低下とコモディティ化がこの十数年起こっているという見方に賛同する人は多いと思うけど、この動きはルネサンスの「人間中心主義」に相当するものであり、その後17、18世紀以降の「作品主義(理性の時代)」に移行していくのか。そうではないのか。まあ、考えても仕方のない話かな…。
ルネサンス|世界の中心は神ではなく「人間」– Woburn Abbey
2024年12月08日
(1/2) 「ソーシャルメディアでは、創作活動が自己表現の一環として行われることが多く、個々の「ブランド」や「パーソナリティ」を強調する傾向が見られる。このような状況では、創作物そのものよりも、それを発信する人間に焦点が当たりやすくなる。その結果、アートや音楽、文学などの創作物自体のクオリティが二の次になり、「注目を集めるために無理に話題性のあるコンテンツを作る」という方向に進むことがある。」
Does the attention economy make life harder for creatives?
2024年12月07日
現在の住まいの周辺には坂道が多いので、毎日1万歩以上ウォーキングをしていると、大腿四頭筋など下半身の筋肉がすごく鍛えられる。今日はいつもと違うコースでさらに勾配の急な坂道をガンガン登っていたら、何年か振りの糖質不足に。日本の街中なら自販機やコンビニに駆け込んで栄養補給できるのだけど、あいにくポストや電柱すら見当たらない。Amazonでプロテインバーを調達しよう。
【坂道を楽しもう】上り坂では糖質依存!? 下り坂では筋肉痛が! - RUNNET
2024年12月06日
本日Dark Model『Alternative Mixes』がリリースされました。各ストア、サービスのリンクをトピックスのページで紹介しているので、ご参照下さい。今年は8枚分アルバムを制作したので、まずまずのペースで仕事が出来ました。来年はもう少し毛色の違うアウトプットに挑戦したいと思っています。そのためにはまずインプット(勉強)の質を上げる必要がありそう。
Alternative Mixes - Album by Dark Model | Spotify
2024年12月05日
Funkadelicのこの曲は、冒頭のドラムブレイクが数多くのヒップホップの曲で使用されたことで有名。このアルバムは実はジョージ・クリントンが参加していない「非公認」バンドによるもの。ジャムセッションが延々と続くことも多い本家の作品と違って、まとまりがあって聴きやすい楽曲が揃っている。こういう作品は大抵、インテリ評論家には評判が悪い。町中華のごとく、彼等が無視・軽視するものに宝が眠っていることは往々にしてある。
Funkadelic - You'll Like it Too
2024年12月04日
哲学者キルケゴールは「人生は後向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない」と言ったというが、これは彼の書いた日記(ノート)を名言風にアレンジ&翻訳したもの。原典を見ると実際には、「人生は常に時間軸を前に進んでいくのだから、”人生とはこういうものだ”と完全に理解できるようになる瞬間は来ない」とある。小賢しく未来や過去を考えたりせず、この瞬間を真剣に生きろと勝手に解釈(笑)。
We fail in both directions - Austin Kleon
2024年12月03日
『アメリカン・フィクション』は、ここ最近のアメリカ社会の微妙な部分を上手に拾ってコメディに仕上げた、センスの良い作品だった。人種や文化をステレオタイプ化することで誰かは得をし、誰かを傷つける。かといって「みんな同じ人間だ」といった優等生的なリベラリズムは意味をなさない。スパイク・リーもこういった複雑なテーマを長らく扱っているけど、彼の作品ほど批判がましくなく、風刺的な娯楽として洗練されているように思う。
AMERICAN FICTION | Official Trailer - YouTube
2024年12月02日
今年も残すところあと30日足らず。AIによると「新しいことを学んだり、驚きや興奮を感じることが少なくなると、日々の出来事が印象に残りづらくなるため、時間が早く感じられるのです」ということだが、僕は新しく始めたい事や知りたい事、読みたい本が沢山あるので、この回答は却下(笑)。今週末はDark Model『Alternative Mixes』のリリースです。トピックスのページでダイジェスト動画をお楽しみ下さい。
Dark Model’s “Alternative Mixes” Out on Dec 6th, 2024
2024年12月01日
あるポッドキャストで半導体や超音波を使った「針のない注射器」の話を聞いたのでちょっと調べてみたら、イスラエルやアメリカにはそれらの開発を専門に扱うスタートアップが結構あった。日本でも「貼る注射器」が開発されているらしい。医療に限らず、日本はリソース(人材・資金・設備)の不足と許認可の遅れで立ち消えになることが非常に多いので、僭越ながら、本腰入れるなら海を越える必要があるかも知れない。
将来的には予防接種にも?針なしの「貼る注射器」を名古屋大学が開発|FNNプライムオンライン
2024年12月2日
今年も残すところあと30日足らず。AIによると「新しいことを学んだり、驚きや興奮を感じることが少なくなると、日々の出来事が印象に残りづらくなるため、時間が早く感じられるのです」ということだが、僕は新しく始めたい事や知りたい事、読みたい本が沢山あるので、この回答は却下(笑)。今週末はDark” title=”今年も残すところあと30日足らず。AIによると「新しいことを学んだり、驚きや興奮を感じることが少なくなると、日々の出来事が印象に残りづらくなるため、時間が早く感じられるのです」ということだが、僕は新しく始めたい事や知りたい事、読みたい本が沢山あるので、この回答は却下(笑)。今週末はDark Model『Alternative Mixes』のリリースです。トピックスのページでダイジェスト動画をお楽しみ下さい。
‘Dark Model’s “Alternative Mixes” Out on Dec 6th, 2024
2024年12月1日
あるポッドキャストで半導体や超音波を使った「針のない注射器」の話を聞いたのでちょっと調べてみたら、イスラエルやアメリカにはそれらの開発を専門に扱うスタートアップが結構あった。日本でも「貼る注射器」が開発されているらしい。医療に限らず、日本はリソース(人材・資金・設備)の不足と許認可の遅れで立ち消えになることが非常に多いので、僭越ながら、本腰入れるなら海を越える必要があるかも知れない。
将来的には予防接種にも?針なしの「貼る注射器」を名古屋大学が開発|FNNプライムオンライン