日々のつれづれと、その日のお気に入りを紹介するマイクロブログ『Day By Day』を月別にまとめたページです。今回は2021年12月分を紹介。最新の投稿は https://www.tatsuyaoe.com/microblog/ にて。
2021年12月31日
今年最後のFindingsを書きました。時差があるので、明日は年越しそばの日。鴨南蛮そばが大好物なのだけれど日本の合鴨の肉が手に入らないので、北京ダックで代用(各地のチャイナタウンでカジュアルに購入できる)。皆さんも良いお年を!
Over the Rainbow - song by Captain Funk | Spotify
2021年12月30日
散歩道に赤いランボルギーニ・ウラカンを常時路駐している家があった。ベントレーら他の高級車はガレージに格納されているのに、なぜかウラカンは一番扱いが雑で、時に雪に埋もれ、時に子供のボール遊びの標的になり、程なく修理に出た。「物を粗末に扱うほど経済が栄える」という皮肉な事実をここではよく目の当たりにする。
Game Over (Featuring Mayer Hawthorne) - song by Bobby Caldwell, Jack Splash, Cool Uncle | Spotify
2021年12月29日
エレベーターで他人と乗合になった時の会話の糸口として、「相手の持ち物を褒める」という習慣がある。何の変哲もない帽子やスニーカー、鞄まで褒めてくれるので、不意を突かれて相手を褒め返すコメントが浮かばないことも。褒め上手はアメリカで出世します。
Read My Lips - song by Jessie Ware | Spotify
2021年12月28日
続いて料理のDIYの話。シーフードや野菜をスパイスで混ぜたものをビニール手袋で手掴みで食べる(米南部の)ケイジャン料理は、食材とスパイスさえ揃えられれば簡単に作れる。そうやって旅行先で食べた料理を自分で作ってみるのは楽しい反面、ますます外食をしなくなる。
Fantasy - Pomo Remix - song by Alina Baraz, Galimatias, Pomo | Spotify
2021年12月27日
新居の内装はとても綺麗で気に入っているのだが、すきま風や水漏れ、騒音などの小さな欠陥はアメリカの住まいにはつきもの。ウォルマートやアマゾンを駆使してこれを一つ一つDIYで解決していくのは、達成感があって意外と楽しい。適度な不便さは人を成長させてくれる(笑)。
Forbidden Love - Original 12" Version - song by Donald Byrd | Spotify
2021年12月26日
近所のマレーシア料理店で売っている青いライスのパイナップル入りカレーを時折無性に食べたくなる。グリーンカレーは家でもよく作るけど、チョウマメ( バタフライ・ピー)の青い花弁と一緒に炊いて作るこのライスは未挑戦。いずれ日本でもブレイクしそう。
Cure - song by Moonchild | Spotify
2021年12月25日
マライア・キャリーのXmasの曲を街で聴く頻度がこの数年急増しているような気がするのは、米国人マジョリティの「いい時代やったなぁ」的ノスタルジーが高まっているからと考えるのは僕だけか?と思ったら、そういう主旨の記事が既に沢山あった。
Work It To The Top - song by The Foreign Exchange | Spotify
2021年12月24日
瀬戸内海、そして日本海に面した場所で育った僕は、やはり海の近くで生活するのがしっくり来るように思う。今住んでいる場所を除けば、サンディエゴのラホヤとLAのレドンドビーチも、真剣に引越を考えた位に素敵な海岸だった。
Sou Louco por Ela - song by Alexandre Grooves | Spotify
2021年12月23日
以前住んでいたアパートのコンシェルジュはヘヴィメタルが好きで、娘と行ったライブや大好きなメタリカの話をし出すと止まらなかった。面白かったのは「で、君は普段何を聴くの?」と2回に一度は尋ねるので「エレクトロニック・ミュージック」と答えると、そこで会話がピタッと終わること。
Bond - song by Anomalie | Spotify
2021年12月22日
ウーバーやタクシーの運転手の中にはアフリカ出身の移民も多く、彼等の出身国の話に花が咲くこともある。印象的だったのはセネガル出身の運転手と交わしたユッスー・ンドゥールの話。彼に対する尊敬に溢れた会話を通じて、彼が地元で政界入りをするほど影響力のある存在になっていたことを知った。
Yittè - song by Youssou N'Dour | Spotify
2021年12月21日
10年以上共に仕事をしてきた友人が、伝説的な70’sロック・バンドのマネージャーに転身することが決まった。ベテラン・アーティストの著作権売却話は最近よく耳にするが、既に亡くなったミュージシャンの資産活用&管理というのも、今後ますます需要がある仕事なのだろう。
when there's love around - song by Kiefer | Spotify
2021年12月20日
検索エンジンからストリーミングサービスまで今や欠かせない「アルゴリズム」は広告の様なものだと思う。その背後にあるメッセージ(設計/コンセプト/コンテキスト)をどう咀嚼し、どう活かすかは使い手次第。無自覚に身を任せると「多様性」や「意外性(冒険性)」など、人間が本来持つ知性をスルーしてしまう諸刃の剣。
世界でもっとも強力な9のアルゴリズム | Amazon.co.jp
2021年12月19日
テレビやYoutube等で、ヴィンテージ楽器を最新の楽器と比較するブラインドテストがよく行われている。僕は音楽に関わらず「ありがたや教」的なバイアス(崇拝、思い入れ)が少ないからか、大抵「ありがたくない」方を選んでしまう。
Aprendendo a Jogar - song by Natalhia Britos | Spotify
2021年12月18日
このところ時計のアラームより先に目が覚めてしまった朝は、ディエゴ・マラドーナの再現ドラマを観る。彼の人生の波乱万丈ぶりは周知のところだが、遥かに印象に残るのは70年代当時のアルゼンチン軍事政権の非情さ。とはいえ、それが印象操作なのかどうかは今後を見て判断。
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2021年12月17日
散歩時、まともに手入れをしてなさそうな車が目の前でキーッと音を立てて急停車した。この「キーッ」に当たる動詞はscreechだが、そこでふと思い出したのがsquawk, squeak, squealなどの紛らわしい擬声語。この違いを巧みに操るような会話は、まずネイティブもやらない。
Pizza Party - song by Max Ox | Spotify
2021年12月15日
ディスコグラフィのコーナーに新たに歌詞のページを設けました。確か「Weekend」と「スターダスト」は第一興商のカラオケにも入っていたはず。これらの楽曲に聴き慣れた方も、初めて聴く方もお楽しみ下さい。
2021年12月15日
NHK「ニッポン印象派」で取り上げられる場所は訪れてみたい所ばかりだが、その中でも中禅寺湖の英国大使館別荘記念公園には特に興味が湧いた。日本の厳しい水際対策を見ていると、実現はもう少し先かな。内容と選曲がかけ離れてて失礼(笑)
More Than Enough - song by Universal Togetherness Band | Spotify
2021年12月14日
人間、知識をつけてインテリになると体が委縮し、「火事場の馬鹿力」が減退する傾向がある。この二つをトレードオフではなく、「知識をつけるほど馬鹿力が増す、突き抜けられる」方向に持って行きたいもの。それには経験量=場数の裏付けが不可欠。
The Gathering - Live - song by Pharoah Sanders | Spotify
2021年12月13日
ミュージシャンが音楽制作や演奏自体よりも「拡散業」に忙殺されるようになったことで最終的に得をしたのは誰なのだろう?また誰がそれに拍車をかけたのだろう?とっくに答えは出ているのに、少なくともアメリカ(の業界内)ではそういう議論に遭遇したことがない。
Leave Me Behind (feat. Dux) - song by Raquel Rodriguez, Dux | Spotify
2021年12月12日
制作に没頭していて何年も本腰を入れてメンテしていなかった各種音楽サービスのページをテコ入れ中。5, 6年前フェイクニュースが蔓延して以降米国産ソーシャルメディアには興味が失せてしまったが、SpotifyやSoundcloudなどコンテンツ中心のサービスは少し再構築したいと思っています。
Sweet Maryline - song by Christian Gaubert | Spotify
2021年12月10日
渡米した時に世話になった不動産会社がコロナ禍でNYから撤退していたことを今頃知った。駐在員相手で潤ってきた日系企業はどこも大変だろう。ベテランの担当者から「永住権はくじで当たったんですか?」と真顔で聞かれて面食らったのも今は懐かしい思い出。
Pete Wheeler - song by Jacob Mann Big Band | Spotify
2021年12月10日
戦時中死体の山を掻き分けて街から街へ移動、居場所を見つけられたソ連軍に母親が襲われる。そんな地獄のような体験こそ「最も刺激的な時期だった」と振り返る人間の生き様から学べるものは多い。投資のコツを学ぶためにこの本を手に取った人にとっては肩透かしかも知れないけど。
ソロス | Amazon.co.jp
2021年12月9日
2017年リリース『Saga』からの楽曲「Elegy1」をSoundcloudにアップしました。この曲はFOXチャンネルのドキュメンタリー『Who Shot Biggie And Tupac(誰がビギーとトゥパックを撃ったか?)』等でフィーチャーされています。
Dark Model - Elegy 1 (from "Saga") on SoundCloud
2021年12月8日
相手に弱さを見せたと思われないようにアメリカ人は絶対に謝らないという話をよく聞く。ただ僕自身は”sorry”も”my apologies”もよく耳にするし、相手が自分に非があると思っているかどうかはやり取りの文脈で分かるもの。とはいえNYやLAでは強硬な態度を示す事が必要なことも。
Copacabana Sadia - song by Junior Mendes | Spotify
2021年12月7日
トップダウンの社会や組織は「打たれ弱い」体質を生み出しやすいと言われる。ただ、構成員一人ひとりは脆くても、集団としてはトップダウン組織の方が堅牢な事が多い。アンチフラジャイルな人間は寄り合いの中では特性を発揮しずらく、一匹狼や少数精鋭を目指す方が得策かも。
Roll One Up, Homie - song by Rob Araujo | Spotify
2021年12月6日
今聴いている曲やお気に入りの曲も、このマイクロブログで紹介していきたいと思います。リンクの見栄えを確認しながら、しばらく試行錯誤。
Move Me No Mountain - song by Chaka Khan | Spotify
2021年12月5日
「アンチフラジャイル(反脆弱性)」という言葉が以前流行した。政府(親)がアクシデントに対して過剰反応をしたり過保護になると、国民(子)が「打たれ弱い」体質になり、結果として将来や別の環境での不確実性やショック、ストレスに対応できる能力が育たなくなる。