日々のつれづれと、その日のお気に入りを紹介するマイクロブログ『Day By Day』を月別にまとめたページです。今回は2022年4月分を紹介。最新の投稿は https://www.tatsuyaoe.com/microblog/ にて。
2022年4月30日
アメリカの実業家や経営者には、業種に関係なくコンピューターサイエンス(CS)の学位を取得した人が多い。法律家や美術の教師、ひいては不動産屋がプログラミングが出来ても何ら違和感ない。「人生100年時代」と言うのなら、「文系」「理系」とか、二十歳そこらで何を専攻してたか程度で人をレッテル付け(差別)したり、世界を二つに分断するのはもう終わりにしては?
The Bet Hits - song by Daniel Lopatin | Spotify
2022年4月29日
朝食用のブラン(シリアル)が数か月入荷が途絶えていたのでメーカーに聞いてみたら、「生産中止とかではないのですが、流通が滞っているようです。お客様にギフトカードを送らせて頂きましたので、入荷したらご利用下さい」という、いわゆる神対応なレスを頂いた。ただ住所を間違えたらしく一向に届かないところが、アメリカあるある。
Breaking News Shuffle - song by Jacob Mann Big Band | Spotify
2022年4月28日
昔買った本やCDの購入履歴を見ると、自分の吸収してきた音楽や知識を一気に振り返ることが出来て面白い。ただ、その中の何割かは内容はもちろん、自分が買った事すら覚えていないアイテムが混じっていてぞっとすることがある。そんな一冊が「Boxer―辰吉流発想法」。俺、ボクシング興味あったっけ…。
Dress Me Up As A Robber - Remixed 2015 - song by Paul McCartney | Spotify
2022年4月27日
ソーシャルメディアと「公共性」という概念はいかにも相性が悪いと常々感じていたが、ここ最近のツイッター買収劇はその辺りを強く思い起こさせる。日本の公共は「お上(政府)」、米国は「公衆・公益(パブリック)」だという誰かの解説に則っても、現存するSNSは公共とは言い難いし、起業する側もそんな崇高なことを考えてないはず。アカウントすら持っていない僕が語るのも変だけど。
Driver Lady - song by Zyodara, Yasmina | Spotify
2022年4月26日
仕事と制作に必要な環境をかなりミニマルにしているのだが、とはいえ「ホテルや民泊でもラップトップ1台で曲作りが出来ます」とうそぶくほど制作はまだまだシンプルではない。ある程度の大きさの鍵盤とディスプレイはもちろん、そして無停電電源も自分にとっては外せないアイテム。
Bundles - song by Soft Machine | Spotify
2022年4月25日
パレートの法則よろしく「成果の8割は、費やした時間全体の2割から」的な話をよく聞くけれど、80:20というのは単なる結果論であって、それを戦略として用いるのは難しい。少なくとも自分に関して言えば、「こうすれば上手く行くはず」なんて戦略や期待はほぼ無意味で、大きな成果を含めて、全ては「『たまたま』の集まり」に過ぎない。
Sailing - song by The Soul Generation | Spotify
2022年4月24日
ナルトやセーラームーンなど、僕でも判別できるコスプレをした人達に沢山出会うなと思ったら、近所でアニメのイベントが行われているらしい。皆カタカナや漢字のTシャツを着ているが、日本人の姿はない。そういう光景はアメリカでもごく普通になった。
Orawa - song by Wojciech Kilar, Orchestre de la Radio Télévision Polonaise de Katowice | Spotify
2022年4月23日
ネットのレシピに倣ってサバの味噌煮に初挑戦。レシピを忠実に守って作れば大抵の料理は上手くいくのだけど、まだまだ「好物なのに自分で作ったことはない」料理が沢山ある。近く四川料理の麻辣火鍋に挑戦してみたいが、あの本物のむせ返るような辛さを再現するのはきっと至難の業。
What a Diff'rence a Day Makes - song by Esther Phillips | Spotify
2022年4月22日
「馬の鼻先にニンジンをぶら下げる」という表現は少し馬を侮っている感じがする。鼻先にニンジンをセットした馬のごとく、脇目もふらずに目の前の事に取り組む。人間もこれを毎日続けられるならばどれだけ時間を有効に使うことができ、余計なストレスや不安から解放されるだろうか。
White Horse - song and lyrics by Laid Back | Spotify
2022年4月21日
Dark Modelのニューアルバムに収録する曲を徐々に絞り込んでいます。まだ五合目位ですが、今のペースで順調に進めば6月中には仕上がるでしょう。このプロジェクトは他の名義と違って持久力が音に出る。食事と運動でスタミナをつけて後半戦頑張ります!
Close to Infinity - song by Dark Model | Spotify
2022年4月20日
有名なLovotや「弱いロボット」として話題のNicoboなど、日本では人との新しいコミュニケーションのあり方を感じさせる可愛らしいロボットが登場している。アメリカで売っているロボットにああいった視点を求めるのはまず無理だが、米Amazonで”Robot Pets”と検索すると、見事に「動くぬいぐるみ」の域を超えない商品がずらり出てきてクラっとくる。
No Opportunity Necessary, No Experience Needed - cover version - song by Morse/Portnoy/George | Spotify
2022年4月19日
徒歩で20分程度のところに中古の本とレコードを扱うお店があるので、月に数回立ち寄る。アレックス・ロス氏が現代音楽について書いた「The Rest is Noise」のように趣味の良い本が数ドルで見つかるのが魅力的なのだが、このところ僕の目をくぎ付けにするのは壁に飾った橋幸夫「赤い夕陽の三度笠」のレコード。ついでに「恋のメキシカンロック」も一緒に陳列をお願いしたい。
Aprendendo A Jogar - song by Elis Regina | Spotify
2022年4月18日
あるEDMグループのインタビューに遭遇した。「ミュージシャンにはまともなスタッフが必要だ。僕らは何年もの間ゴミのような人達にやりたくないことを押し付けられて不愉快だった。ただ、そのお陰で成功出来てここにいる。」以前から’10年代のEDMシーンは80年代のLAメタル業界に似てるなと思っていたが、衰退期にこの手の(妙な)セリフを山ほど聞いたのを思い出す。
Niki D - song by Harold Budd | Spotify
2022年4月17日
エレベーターで初老の男性から「今日はゴルフ帰りかい?すごくゴルフっぽい恰好だね。」と言われたので「ただの散歩だよ」と答えたら驚かれた。先日は店員さんが遠くから「テニスルックが決まってるね!」と声をかけてきた。ただのTシャツとハーフパンツ、ランニングシューズ姿なのに、キャップがナイキだと「ゴルフかテニスに違いない!」ということになるのだろうか。
Imagination - song by The Whispers | Spotify
2022年4月16日
かつて100均ショップ用の商品の下請けをしていた中国のメーカーは、納品しても利益が出ない日本に背を向け、欧米からの受注にシフトしているという。近所のスーパーではタコ焼き1パックが10ドル(1,260円)、時給は16ドル(2,016円)から。「円安=善」という時代錯誤に違和感を感じてから既に10年。
Beverly Hills (feat. Devin Morrison) - song by Phonte, Devin Morrison | Spotify
2022年4月15日
昔と違い昨今のハリウッド映画音楽の作曲家は、オーケストラのアレンジを「オーケストレーター」に分業していることが殆ど。作曲家についての話題や賛辞はネットにも溢れかえっているのに、オーケストレーターの貢献に関して語られることは未だにとても少ない。黒子的存在の彼らにもっと名誉を。
Medley: The Attack/Talos Heel/Talos Death - song by Bernard Herrmann | Spotify
2022年4月14日
毎日日光を浴びながら1万5千歩程度を歩いているのだが、それでも疲れが足りないらしく眠りが浅い日がある。なので外出する時は30階から階段で登り降りすることに。なんてドMな生活。
Jazz It Up (MC/M4) - song by Roy Budd | Spotify
2022年4月13日
西洋文学には、原題はさておき邦題が秀逸なものが沢山ある。「真夏の夜の夢」や「嵐が丘」「風と共に去りぬ」「高慢と偏見」など挙げたらキリがなく、そのまま曲のタイトルに拝借したくなる人がいるのも理解できる。ただ残念なのは、それらの殆どが僕がハマったことがないラブロマンスであること。
Up Top - song by Busty and the Bass | Spotify
2022年4月12日
Microblogの2月分をまとめました。たった2か月足らず前の事でも、こんなことを考えていたのかとか、こんな曲選んだっけ?と、自分で発見している次第です。
Dreams - song by James Mason | Spotify
2022年4月11日
大名行列を紹介するテレビ番組を見ていて、子供の頃、大名行列のプラモデル(!)を作ったことを思い出した。プラモデル以上にジオラマを作るのが好きだったのだが、模型化、立体化、ストーリー化などの要素が組み合わさったジオラマの「モデリング」の魅力は、音楽創りの魅力と重なる部分が大きい。僕のレーベル名もそれと関係している。
March Of The Fishman - song by Cedar Walton | Spotify
2022年4月10日
3, 4年前にメインで使うDAWをPro ToolsからStudio Oneにスイッチしたのだが、最近またPTを頻繁に使っている。Dark Modelの最初の2枚、Captain FunkのChroniclesまでと、音にエッジと勢いがあって自分が好きな作品はPTで作ったものが多い。音も人間も、丸くなるにはまだ早い。
Optimo - song by Liquid Liquid | Spotify
2022年4月9日
MRC Musicという調査会社によると、アメリカ人の音楽消費の70%は古い音楽で、新しい音楽のマーケットは縮小しているという。それなのにYoutubeにアップされている新曲のPVを足し上げると、全世界の人口の持ち時間を足し上げた数より多いんじゃないかという位に再生回数と時間を稼いでいることになっている。これ不思議。
[/bpfb_link]Endless Night - song by Squarepusher | Spotify
2022年4月8日
海鮮丼が大好きなのだけど(唐突)、アメリカで今主流なのは「ポキ丼」。ポキ丼は無理やり味付けした感があってさほどファンではないのだが、マンハッタンにあったポキ専門チェーンが提供していた「寿司ブリトー」は大好物で、それだけ買いにミッドタウンに行くこともしばしばあった。旅行でNYを訪れる方は是非お試しあれ。
There'll Never Be Another Moment - song by The Emotions | Spotify
2022年4月7日
このところ毎日、階上からドリルのノイズが轟くので様子を見に行ったら、何と4階も上の部屋のリノベーション工事の音だった。僕は比較的ノイズに敏感なのかも知れないが、仕事でも睡眠でも何をするにせよ静かな生活を送れるのに越したことはない。ソニーかボーズさん、部屋全体に効くノイズキャンセラーをはよ開発して(笑)。
[/bpfb_link]Since We Met - Live - song by Bill Evans Trio | Spotify
2022年4月6日
ネットやストリーミングで音楽を探すには、文字をタイプして「言葉」で検索せざるを得ない。仕事でも曲をタグやキーワードを使って「音楽を言語化すること」が常識になってはいるが、文字やアルゴリズムから音楽に辿り着いても、お店やラジオでふと偶然音楽に出会った時の感動には及ばない。耳と脳、そして心はそういう風に出来ているのだろう。
Love You out of Your Mind - song by Byrne & Barnes | Spotify
2022年4月5日
以前も書いたように、曲のタイトルを決めるのに毎回苦労する。1曲1曲のタイトルがアルバムのストーリーやコンセプトに大きく影響してくるので、適当につけてしまうと命取り。逆にこれが決まってしまえば制作が軌道に乗るのは早い。
Promises, Promises - US Single Version / 2018 Remaster - song by Naked Eyes | Spotify
2022年4月4日
以前の創作ノートを見返していると、昔はいかに手書きで頻繁にメモを残していたかに気付かされる。最近は思いついたことは全てEvernoteにタイプ打ちしてしまい、ペンや鉛筆でメモを取る機会が減ってしまっている。「第二の脳」と言われる位に大事な手と指。まずはギターのスケール練習から(笑)。
Glow (Keep A Secret) - song by Ben Macklin, Le Flex | Spotify
2022年4月2日
既にお気づきかも知れませんが、最近の動画はVimeoを中心にアップしています。Vimeoは作り手の意思を無視したノーマライズ(音量調整)をしないし、今時貴重なことに「オリジナル作品を作るクリエイターの居場所を尊重する」土壌が残されているから。
Situation - song by Jeff Beck | Spotify
2022年4月2日
目下Dark Modelアルバム制作の構想を固めています。巷のエレクトロニック・ミュージックは最近テンポが遅くてまったりしたものが多いので、逆張り人間の僕はファーストやセカンドアルバムの様に、テンポが速くてガッツのある曲を沢山収録したいと思う。
Danse Macabre - song by Dark Model | Spotify
2022年4月1日
先日僕が管理しているウェブサイトを全て新しいサーバーに移行しました。動画や画像ファイル、スクリプトなどが重くて読み込みに時間がかかっているのは理解しているので、これから徐々に軽量化&改良していきます。
Baby Be Mine - song by Trijntje Oosterhuis | Spotify