Tatsuya’s daily notes with his favorites of the day.
For the older posts, please check his Japanese blog called “Findings.”

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ホリデイ・シーズンに一度外出してしまったら、マライア・キャリーのクリスマスの曲を数回は耳にしないわけにはいかない。という位にアメリカ人はあの曲が好き。お店やテレビでかかるだけで彼女は寝てても毎年家が買えるのかもとか、いやらしいことは考えないようにしている。が、毎年そう思う(笑)。「自分もクリスマス・ヒット出したい!」と考える作曲家やアーティストは沢山いると思うけど、今だとAIがそれっぽいのを作ってしまいそうだ。

Dorothy Collins – Mister Santa (Christmas version of “Mister Sandman”) https://youtu.be/UykvySLPV-c

ホリデイ・シーズンに一度外出してしまったら、マライア・キャリーのクリスマスの曲を数回は耳にしないわけにはいかない。という位にアメリカ人はあの曲が好き。お店やテレビでかかるだけで彼女は寝てても毎年家が買えるのかもとか、いやらしいことは考えないようにしている。が、毎年そう思う(笑)。「自分もクリスマス・ヒット出したい!」と考える作曲家やアーティストは沢山いると思うけど、今だとAIがそれっぽいのを作ってしまいそうだ。

Dorothy Collins – Mister Santa (Christmas version of “Mister Sandman”) https://youtu.be/UykvySLPV-c

時折NHKの「高校講座」を眺めているのだけど、数学III(とは昔は言わなかった)の講座がないのでYouTubeを探してみる。英語だとKhan Academyに微積分の説明動画とか沢山載っているが、日本語で勉強したものは日本語で復習するのが早いし、日本の予備校の先生で教え方が上手い人は抜群に上手い。真面目に全部見て勉強したら、高校の時より数学が得意になりそう!と思わせてくれる。

【高校 数学Ⅲ】 積分法1 xpの不定積分 – YouTube https://youtu.be/mMIYjMfYAz0

英語日本語に関わらず、古本を買うと意外な出会いがある。著者が「〇〇さんへ」と有名人に宛てたサインが書かれていたり、本の内容とは関係のない妙な走り書きやイラストがあったりして、様々な人間模様が垣間見えることも。先日購入した2000年頃の本には、「心のユンケル」と称する、格言付きのしおりが挟まっていた。「心のチキンスープ」から借用したのだろうけど、ネーミングセンスの時代感がすごく表れていて、何かジワジワ来た。

【第2類医薬品】ユンケル黄帝 30mL×10本 | ユンケル | 強壮剤 https://amzn.to/4iGVtyT

20代半ばの頃、初めからプロになるつもりで音楽を創り始めた。中高生の頃にシンセやギターを買って宅禄をしたりバンドを組んだりはしたけど、その後「自分の創った曲でメシを食うんだ」という具体的なビジョン(覚悟)が据わらなかったら、ただの趣味や遊びで終わっただろう。日本の文壇には珍しく「生活のために書いた」と公言している谷川俊太郎や松本清張の作品に惹かれるのは、その決意の潔さが文字から感じ取れるからかも知れない。

谷川 俊太郎『詩を書く: なぜ私は詩をつくるか』 https://amzn.to/3DkB4zL

かつて”How low can you go?”というスローガン(?)を基に、低周波数帯域のベース音がどこまで出るかを競うトレンドがあって、僕もクラブのバーのグラスがガタガタ揺れるマイアミベースの低音に痺れた。最近は高周波、それも超音波に興味が湧いている。もちろん人間の可聴範囲を超えているからオシロスコープで波形を確かめる位しか出来ないのだけど、イルカやコウモリが新たなオーディエンスになってくれるかも(笑)。

D.J. Magic Mike & Techmaster P.E.B. – How Low Can You Go? https://youtu.be/dvrUuuuSGtM

禅思想から学ぶことは沢山あるけれど、僕は「禅問答」の類は苦手。コップ半分の水を、まだ半分もあると捉えるか、もう半分しかないと捉えるか。これに正解があるはずもなく、大事なのは「どちらか決めて、アクションを起こすこと」。この『決定力』という本には、より良い決定をするヒントや手法が沢山紹介されていてとても有益だが、究極的には決定にとって一番大事なのは、良し悪しや正解を探って問答することではなく、「決定してしまうこと」。

決定力! 正解を導く4つのプロセス(早川書房) https://amzn.to/49zRFeZ

独力でレーベルを20年近く運営している身として、「ひとり出版社」という言葉が気にならないはずがない。紹介されている出版社の本は残念ながら読んだことがなかったけれど、勇気を振り絞って事業を立ち上げた方々の気概は伝わってきた。一つ違和感があったのは、作家、編集者、取次、書店、「売れる」という言葉は頻繁に出てくる一方で、「読者」や「読む」という単語が殆ど出てこないこと。それは作家の仕事、ということなのかな。

増補改訂版“ひとり出版社”という働きかた https://amzn.to/4fhSvhu

子供向けの本をよく読むようになった。講談社のブルーバックスや岩波ジュニア新書には読みたい本が沢山あるし、図鑑や伝記の類にも惹かれる。この『未来をつくる仕事図鑑』は日本が最先端を走っている技術ばかりではないものの、各分野で新しい技術に取り組んでいる研究者の横顔に触れられるのが楽しい。資金調達や事業化への切迫感が漂わない「ぬるさ」が気になるけど、まずは子供に未来を感じてもらうということで。

未来をつくる仕事図鑑 – 楽しい世界をつくる | 学研プラス https://amzn.to/3ZzCWvN

「緩やかなビート」というのを英語で説明するのに”slow”以外の形容詞を探して苦労する。テンポが遅いからといって、relaxed, leisurelyといったくつろいだ雰囲気でもないし、sleepwalking(夢遊病の)のようなサイケデリックな曲でもない。deliberateは好きな言葉だけど、補足説明が必要。そういえば、UKの音楽では”wonky”(不安定な、揺らぎのある)という表現がよく使われるが、下手に訳してしまうとカッコ良さが伝わらない。

NAO – Bad Blood (Lyrics) https://youtu.be/WHGESwZoO9E

一握りの理系(最近はSTEM)出身の人を除いて、アメリカでは算数や暗算が苦手な人がとても多い印象がある。そのことと「何であれ、大きな事は良い事だ」的なマインドが関係あるのかは分からないが、稼ぐことに貪欲でない人に会ったことがない。日本の学生の基礎学力が世界トップだという自画自賛はよく聞くけど、教育者達は(優秀なはずの)日本がとてつもなく人件費が低く、稼げない国だという屈辱的な事実には触れようとしない。

日本の高校生の学力は、ほぼ「世界一」だと言える理由|みんなの教育技術 https://kyoiku.sho.jp/281489/

アート蒐集家のヴォーゲル夫妻を追った『ハーブ&ドロシー』の2本のドキュメンタリーをご存知の方もいらっしゃると思う。マンハッタンのレントコントロール(家賃規制)のアパートに長年住み、4000点以上のコンテンポラリー・アート作品の殆どをアーティスト本人から購入して集めたという事実も驚きだけど、僕は彼らの「ウンチクや講釈ではなく、見た目の美しさで直感的に選ぶ」という率直さに魅了された。

映画『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』予告編 https://youtu.be/SRngBcUESTg

先日紹介したジェームズ・ダイソン『Invention』のオーディオブックを7割ほど聴いたのだけど、ブリティッシュ・アクセントに慣れていないので結構脳味噌が疲れる。NYで英語を教えているネイティブスピーカーのアメリカ人夫婦が『Game of Thrones』は字幕を読まないとついていけないと言っていた。多少英語が聴き取れない時でも、「分からんものは分からん」と開き直れるようになったのはその人のおかげ。

American vs. British vs. Australian English | One Language, Three Accents https://youtu.be/fy-bd5AC-Ms

(2/2)というのが、僕のある質問に対するAIからの回答。彼(彼女)が指摘しているような、創作物のクオリティの低下とコモディティ化がこの十数年起こっているという見方に賛同する人は多いと思うけど、この動きはルネサンスの「人間中心主義」に相当するものであり、その後17、18世紀以降の「作品主義(理性の時代)」に移行していくのか。そうではないのか。まあ、考えても仕方のない話かな…。

ルネサンス|世界の中心は神ではなく「人間」– Woburn Abbey https://wabbey.net/blogs/blog/renaissancestyle

(1/2) 「ソーシャルメディアでは、創作活動が自己表現の一環として行われることが多く、個々の「ブランド」や「パーソナリティ」を強調する傾向が見られる。このような状況では、創作物そのものよりも、それを発信する人間に焦点が当たりやすくなる。その結果、アートや音楽、文学などの創作物自体のクオリティが二の次になり、「注目を集めるために無理に話題性のあるコンテンツを作る」という方向に進むことがある。」

Does the attention economy make life harder for creatives? https://scottberkun.com/2018/attention-economy-creative-burnout/

現在の住まいの周辺には坂道が多いので、毎日1万歩以上ウォーキングをしていると、大腿四頭筋など下半身の筋肉がすごく鍛えられる。今日はいつもと違うコースでさらに勾配の急な坂道をガンガン登っていたら、何年か振りの糖質不足に。日本の街中なら自販機やコンビニに駆け込んで栄養補給できるのだけど、あいにくポストや電柱すら見当たらない。Amazonでプロテインバーを調達しよう。

【坂道を楽しもう】上り坂では糖質依存!? 下り坂では筋肉痛が! - RUNNET https://runnet.jp/smp/topics/report/230517.html#gsc.tab=0

本日Dark Model『Alternative Mixes』がリリースされました。各ストア、サービスのリンクをトピックスのページで紹介しているので、ご参照下さい。今年は8枚分アルバムを制作したので、まずまずのペースで仕事が出来ました。来年はもう少し毛色の違うアウトプットに挑戦したいと思っています。そのためにはまずインプット(勉強)の質を上げる必要がありそう。

Alternative Mixes – Album by Dark Model | Spotify https://spoti.fi/4ioQdzV

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