今日電話で打ち合わせをするはずだった方は、目下カナダとのやり取りで時間を取られているとのこと。僕は目下、十数枚もある英語の契約書に時間を取られております。ざっと目を通せば一般的には問題ないとも言えますが、自分が同じクオリティの書類を作る立場になる可能性を考えると、法文書位でしか使わない単語も覚えておく価値はあるなと思ってじっくり読み解いてる次第。音楽に限らず何の仕事をやるにしても、法律と英語は幾ら強くても足りない位ですね~。プロミュージシャン志望の方、この辺りの事は他人任せにしないで自分でも勉強しておいた方が良いと思いますよ、と老婆心(^-^;)。
今日は音楽的に懐の深いレーベルSunday Bestから Kish Mauve “Modern love” を紹介します。彼等も昨日のThe Sounds と同じく女性Voをフィーチャーしたバンドですが、この手の音って確かに野郎が歌うよりも女の子の方が映えるんですよね。ただ、似た編成のバンドが増えるとかえって存在感が薄れる恐れもありますけど(笑)。音はmyspaceのページで聴けますが、少しダークな所はMetricにも通じますね。
女性Voでもっとキレてるのないんかい?って人には、Au Pairs(オー・ペアーズ)” Anthology ” がいいかと。Au Pairs は以前BBCセッション盤を紹介しましたが、これはベスト盤ですね。Slits よりはもう少しオーソドックスなファンク、パンクマナーに沿ってますが、これはこれで説得力があります。
音が段々やさぐれてきたので、最後は少し趣向を変えて二つの映画”Alfie” を紹介しておきます。前者はバート・バカラックの作曲した”What’s it all about?”で有名な、あのAlfieですね。後者は一昨年の秋ロンドンに行った時に丁度公開されていたのを覚えています。映画としての評価が一般的にマイケル・ケイン版より下がるのは、冗長な脚本以外にジュード・ロウに対する嫉妬も大きく起因していると思うのは僕だけかな?ヒュー・グラントだったらまた違うのか?って僕は男にゃ興味なし(爆)。前者は前者で現代では違和感を持つ部分も相当あるし、後者は映像とファッションの面では見るべきところがあるし、娯楽としては一応両方見てみる価値はあると思いますよ。その昔こういうタイプの輩が周囲に結構いましたが、みんな今は家庭を持ち立派なビジネスマンになっていると聞きます。映画同様、巷のAlfieもいずれは悩んで成熟するってことでしょうか…(^-^;)。