Dark Modelアルバム情報第8弾は、音楽サイトUnder The Gun Reviewでの独占インタビュー、その他米国音楽メディアのアルバムレビュー、日本国内のCD販売情報、そしてアルバムからの最後の公開ビデオとなる「Oath (Dubstep Remix)」の映像を紹介します。
このところNYは蒸し暑い日々が続いています。明日は独立記念日でお休みなので、今週の外部とのやり取りはほぼ終わり、ようやくこのページに戻って来れました。今回も米国でのアルバムレビューなど掲載情報を中心に紹介します。
まずは Under the Gun Review というエンタテインメント系のウェブサイトで、エクスクルーシブ・インタビューを行いました。このウェブサイトは雑誌「Spin」で有名なSpin Mediaグループに所属していてGoogleのニュースでもソースに使われている、読者数の多いメディアです。話題の中心はDark Modelのデビュー・アルバムについてですが、僕の文化的な背景、影響、そしてCaptain Funkなど他のプロジェクトについても語っています。アルバムを作る時にストーリーやコンセプトを重視するというのは、名義に関係なくデビューの時から自分が意識的にこだわっている点であること、またアルバムを作るのもDJを行うのも「ストーリー・テリング」という点では共通している部分が大きいということなどに、力点を置いて説明をしています。
Under the Gun Review インタビュー「タツヤオオエ、Dark Modelのデビューアルバムと過去のプロジェクトについて語る」
次はニューヨークのエンタテインメント(イベント情報)系サイト「joonbug.com」でのDark Modelアルバムレビューです。ありがたい評価を頂きました。
Joonbug: Dark Model アルバムレビュー
「エレクトロニック・ミュージックは聴いたことがあるが「オーケストラ・エレクトロニック」ミュージックを聴いたことがあるだろうか?いや、ないだろう。でもそれはDark Modelが登場するまでの話だ。このジャンルの創造主であるDark Modelは、オーディエンスにシンフォニックな体験を提供するためにそのサウンドを精巧に作り上げ、エレクトロニック・ミュージックに深みを与えている。」
「Dark Modelは全ての音楽ファンにとってマストだが、特に他とは少し違ったエレクトロニック・ミュージックを求めるファンにとっては特別な関心対象となるだろう。」
次は米音楽ウェブサイト「Ellenwood」でのDark Modelアルバムレビューです。毎回僕自身レビューを読んでいてインスパイアされる部分が大いにありますが、この著者の指摘は独特で、しかもその解釈が的を射ていて、とても興味深いものでした。
Ellenwood: Dark Model アルバムレビュー
「ヘヴィメタルの様に、クラシック音楽に傾倒する昨今のエレクトロニックミュージックの殆どは、それっぽい雰囲気を盛り込むだけか、昔のクラシックの名曲の大幅なサンプリングやカバーに頼るにとどまるものが大半だが、Dark Modelはオオエのそれらの音楽への愛情を込めて入念に作曲されていて、ダブステップやテクノなどのエレクトロニックなジャンルを融合させながら、それ自身で自立するに足る音楽となっている。恐らく、だからこそこの新しいプロジェクトの音楽がとても独特であり、だからこそブロックバスター・ムービーやある種のゲームのオープニングにも相応しいような、一曲一曲が壮大で、感情に訴えるクオリティに仕上がっているのだろう。このプロジェクトのパワーを体験する唯一の方法は、実際に聴いてみること。それに尽きる。」
そのDark Modelのアルバム(CD)ですが、日本ではディスクユニオンの一部店舗、タワーレコードのオンラインと一部店舗でDark Model CDの販売が開始しています。タワーレコードに関してはオンライン販売は下記URLで、実店舗での販売に関しては最寄りの店舗にお問い合わせ下さい。
Tower Records Online Dark Model CD ページ: http://tower.jp/item/3655779/Dark-Model
アルバムからの最後のアップロードとなる「Oath (Dubstep Remix)」のビデオを紹介します。全16曲の映像を作って頂いたaradise Jam & Akaoの、集大成的な映像に仕上がっています。是非お楽しみ下さい。Youtube チャンネルの登録もお忘れなく!