「Dark Modelアルバムは、他の誰とも似ていないエレクトロニック・サウンドを提供している。16曲を通して一つのストーリーをリスナーに提供する、このシンフォニックな体験は唯一無二のものである。」
– Examiner.com「Dark Model」アルバムレビュー (5点中5)-
(5/24 追記) Amazon.com, Amazon.co.jp でもCDの取り扱いが開始しました。詳しくはアルバム特集ページをご覧下さい。
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アメリカでのCD流通の状況
Dark Model のアルバムが発売されてちょうど一週間、CD 販売元の米CD Baby のショップでは早くも品切れになってしまいました。正確には先週金曜日の16日に発売されて、19日には “Out of Stock” という表示になっていたようです。CD Babyに限らず、アメリカのCDの流通システムは(僕の経験上で言えば)日本のそれとはかなり違います。というか、国土の問題も大きく関与して、CDの流通以前に物流管理の仕組みや考え方が異なるのだろうと思います。
CD Babyの倉庫はオレゴンはポートランドにあり、僕の住むニューヨークとは反対側で、さらに海外へ輸出するCDを管理する会社はケンタッキーにありますから、Dark Model のCDは皆さんの手に届くずっと前に、アメリカ国内だけでも日本何周分かくらいの旅をしているということになります。そういった気が遠くなるような状況を考えると、インターネットがアメリカから生まれ発達した、というよりも発達せざる得なかった理由もしくは必然性が見えてきますね。
そんなわけで、CD Babyで在庫が補充されるのは今週末、日本のアマゾンなど通販サイトにDark Model のCDが並ぶのは来週くらいになるかと思いますが、ダウンロードではなくCDで入手したい方はもうしばらくお待ち頂けると幸いです。ショップや日本国内の流通の方で、Dark Model のCD の仕入れにご興味ある方は、CD Baby (replenishment@cdbaby.com) に直接ご連絡頂けると、確実に入手出来ると思います。彼らの仕入れ窓口ページ https://www.cdbaby.com/reseller も参照してみて下さい。
Amazon.comでランクインしています
MP3アルバムもアメリカの方は順調で、Amazon.com では意外にも「Movie Soundtracks」のジャンルで「Hot New Releases」として「ゴジラ」や「300」のサントラと並んで紹介され、サントラチャートで早くも92位にランキングしていました。Dark Model のメインジャンルは「Electronica」ですが、サントラとして解釈されて購入、聴かれているとしたら、それはそれで嬉しい誤算です。
レビューの方も引き続き掲載記事が色々と舞い込んできています。Examiner.com というニュースサイトでは、5つ星 (最終評価A) の評価を頂きました。Examiner は僕も元々音楽とは関係なくしばしばチェックすることのあったメディアなので、個人的にも嬉しいです。
下記4つほど掲載記事を紹介しますが、その他の掲載状況については、Dark Model オフィシャルサイトの Press のページを参照下さい。また、Dark Model Tumblr ページでも同様のニュースを紹介しています。
Examiner.com アルバム・レビュー
Examiner.com 「Dark Model のインパクトに満ちたオーケストラサウンドを堪能せよ」
「Dark Modelの同タイトル・アルバムは、他の誰とも似ていないエレクトロニック・サウンドを提供している。16曲を通して一つのオーケストラによるストーリーをリスナーに提供する、このシンフォニックな体験は唯一無二のものである。」
Quip Magazine アルバム・レビュー
Quip Magazine 「Dark Model のデビューアルバムで聴覚の冒険をする」
「ジャンルを横断するという行為は、慎重さが必要とされる微妙な行為である。しかしながらDark Model はそれを正しく行った場合にどういった音楽になるかを示す例となっている。皮肉的な意味合いを込めずに「サウンドスケープ」といった言葉で説明しうる壮大な世界観が如才なく盛り込まれたこのアルバムには、収録楽曲一つ一つにおいて幅広い音楽的バックグラウンドに対する造詣の深さが明確に現れている。正にリスナーを夢中にさせる音楽である。」
Soletron.com 「次の大ブームか、Dark Model」
「このアルバムは多くのダンスミュージックに精通したクラブキッズを喜ばせるダンサブルなアルバムであるだけでなく、殆どサウンドトラックとして通用する作品集になっているので、彼のハリウッドへの挨拶状代わりになるだろう(とはいえ、既に彼の作品は映画「エリジウム」のプロモ映像等に使用されている)。」
Magnetic アルバム・レビュー
Magnetic はロサンゼルスのEDM系ウェブサイトです。”Close to Infinity“, “Hope Is Never Gone“, “I Will Return” が突出している、と書いてあります。
Magnetic Magazine: Artist Spotlight: Dark Model, AKA Tatsuya Oe
新曲:「Double Cross」
最後に、アルバムから1曲「Double Cross」を紹介します。アルバム収録曲の中では珍しいミッドテンポのサイケデリック・ファンクで、派手さは無いですが、これまでのレビューを見ると意外に好きな方が多いようです。Model Electronic のYoutubeチャンネルでは、最終的には全16曲分の映像がアップされますので、是非チャンネルを購読してキャッチアップして下さい。