タツヤ・オオエ インタビュー 2018 春 Vol.3 – 音の耐久性とストーリー
OE「New Classics Vol.1 & 2」のリリースにちなんだ、僕タツヤ・オオエのインタビュー第三弾です。今回は音楽の「耐久性」と、Dark Modelの話題を中心に、音楽が持つストーリーテリングの可能性について。
OE「New Classics Vol.1 & 2」のリリースにちなんだ、僕タツヤ・オオエのインタビュー第三弾です。今回は音楽の「耐久性」と、Dark Modelの話題を中心に、音楽が持つストーリーテリングの可能性について。
OE「New Classics Vol.1 & 2」のリリースにちなんだ、僕タツヤ・オオエのインタビュー第二弾です。今回は渡米以前、以後の意識と音作りの変化について。日本とアメリカのクリエイティブの違い、特に「個性」と「クオリティ」に対する考え方の違いについて語っています。
OE名義でのアルバム「New Classics Vol.1 & 2」のリリースにちなんで、僕タツヤ・オオエのインタビューを企画しました。外部のメディアではもちろん、このブログでもこれまであまり触れたことのない、突っ込んだ内容も披露していると思いますので、これから5回分の投稿をどうぞお楽しみ下さい。
4月20日発売のOE「New Classics Vol.1 & 2」収録曲のハイライトを集めた「アルバム・サンプラー」を公開しました。2枚のアルバムにした理由や内容についても説明しています。Dark Modelの楽曲「Labyrinth」の紹介も少々。
2018年4月20日に発売されるOE名義でのニューアルバム「New Classics Vol.1 & 2」のお知らせと制作エピソードを紹介します。過去にOE名義で発表した楽曲を「記憶を辿って再現するのはやめて、今の気持ちで新たに作る」という取り組みで2枚のアルバムにまとめました。
OEの新作リリース、Dark Modelファースト・アルバムの追加プレス、そして90年代Big Beatシーンを解説したイギリスの書籍用のインタビューなど、最近の動向を報告します。
OE名義での新しいリリースの制作が完了しました。今回は収録曲から「Rambler and Canter」を紹介します。その他に、音源チェックで使うヘッドフォンの話やニューヨーク・シティ・マラソンについて思うことなどを綴っています。
Contents1 OE(オー・イー)のニューリリースのお知らせと「All Around」試聴2 散漫でヒステリックな時代を逆走する3 リスナーは業界が考える以上に地に足が着いている?4 長距離マラソンとしてのアーティス […]
OE名義での楽曲について紹介。2002-2005年辺りにOEとして創作したものや着想したアイデアが、現在の自分の創作活動に非常に大きな糧になっていることに気付かされます。リスクテイクをするということは未来への可能性(自由)の貯金をすること。そんなことを考える今日この頃です。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日
10年前に書いたこの記事は未だによく読まれているようだ。どの辺りに興味が持たれているのかは分からないけど、書いた内容については今も同感。先日書いた扁桃体を含めて、人間の脳は狩猟採集時代から殆ど変わっていない。我々は「獲物を生け捕り、敵から身を守り、群れて生きる」ために設計された脳のままでこの時代を生きているのだから、そもそも限界はある。AIの穏やかな知性と人間達の穏やかでない野性からそれを痛感する、2025年。
僕ら日本人の音楽リスナーの多くは数十年前から、故ボビー・コールドウェルが白人のアメリカ人であることを知っている。それが母国では状況が全く違っていて、YouTubeで彼の姿を見るまで黒人のR&B歌手だと思い込んでいた人が驚くほど多い。僕らが海外の文化を勉強しすぎてしまったのか、彼らが自分達の思い込みや先入観に自信を持ちすぎるのか。アメリカでは複雑な境遇だったが、日本に多くの理解者がいて良かったと思う。
映画『マネーボール』は出来の良い映画だと思うけど、人と選手の扱い方の点で、アメリカらしい「ドライさ」が心に引っかかる。2025年現在この手法(セイバーメトリクス)を徹底しようと思ったら、当然AIとデータサイエンティストの出番となる。ここから学ぶのは、人間(経営者、マネジャー、株主)>機械(AI、データ)>人間(選手、社員、クリエイター、ユーザー)の三層構造の「危機の夜明け」であって、美談でも他人事でもない。