無理かどうかはやってみないと分からない。やってみて無理だと分かると「無理をしないで無理に近づける」方法も見えるし、引き返し方も見えてくる。ってことで、「無理をしない」には「無理を始めてみる」のが一番、という話。
少しづつですが、このところ生活を制作モードにシフトしています。このtatsuyaoe.comのリニューアルがひとまず完了、そしてClub Model Electronic の立ち上げ準備も終わりに差し掛かってきた事もあって、ようやく本業の音楽制作に打ち込めそうな気配がしてきました。長い間プログラミングやデザインの作業に時間を割いたので、Protools に向かう時間を新鮮に感じます。というより、もうしばらくスクリプトとか書きたくない(笑、もちろんそういう訳にもいかないのですが)。
そんな思いで昨晩少しトライしたのが “Superfoxy”のエディットだったのですが、音楽のプログラミングにはエラーってものがない、むしろ創作にあたっては偶発的なエラーは歓迎される部分があるので、心置きなく自分のアイデアを形にしていく事が出来るんですよね。そのありがたさ、自由さを改めて感じることが出来るという点では、バグチェックに悩まされるプログラミングの世界も経験しておいて悪くないのかも知れません。
全ての分野について言えるのですが、僕はいつも自分の力量や技術を度外視して(予算は考えます)「こういう事がやりたい!」というイメージを先に浮かべては、何とかそれを実現しようと没頭してしまうクセがあります。「無理グセ」とでもいうか。
思えば音楽を始めた時もまさしくそうだったのですが、ここ最近やっている作業も同じで、「自分の音楽や活動をもっと面白く伝える方法はないだろうか?」という思いのみで走っているという感じなんですね。もちろんそれがビジネス的な成果に結びつく事もとても大事ですが、資金的な破綻や致命的なスケジュールミスでもしない限りは、この「無理グセ」を出来る限りまっとうし続けられるような環境を作っていくこと、これが僕にとってのマネジメントなんじゃないかと思っています。
パーティーやライブに関してもそんな風に捉えているので、自分が工夫できる要素がある事、世界を作れる余地がある事がとても大事だと考えています。いずれは昨年のライブパーティーをもっと独特な形に進化させた様な場を作れると面白いなとは思いますが、まずはこのtatsuyaoe.com、Club Model Electronicで出来ることを色々と実践してみたいなと思いつつ、最近少し興味のある3Dのライブラリを使ったページ(サムネイル参照)をご紹介して終わります。フルスクリーンにして思い切りマウスを動かしてみて下さい(^-^)。