ベルリンからの戻りの飛行機が若干遅れ、宿に着いたのが深夜0時前でしたが、その後間もなくセーヌ川沿いの船上クラブ Batofar に行きました。エレクトロ二人組Toxic Avenger と合流するつもりで行ったのですが何故かDJはミドルスクールのヒップホップ。音的にも雰囲気もピンと来ない感じだったので、すぐに宿の近くの Le Paris Paris に移動。この日は Dirty Sound System & DJ TAKO の’80s Hi-NRG, Prelude系ディスコが中心だったので、お客さんのノリもレイドバックした感じでまずまず楽しかったです。Le Paris Paris はお客さんは少し低年齢層が強めながらも、LeBaron と同じスタッフが運営しているだけあって安心して遊びに行けるクラブだと思います。
ここで真面目な話を。総じて言えますが、一部の大バコDJを除いてDJのスキルに関して言えば日本人も海外のDJに負けていません。この印象は自分がツアーで様々な国を回り始めた十数年前から変わらないですね。機材やPAも日本のクラブの方がずっと充実していることが多いです。これからプロを目指す日本の若手DJの皆さん、自信を持って頑張って下さい。もちろんDJのスキルだけでパーティーの質が決まる訳ではないし、評価を決めるのはお客さんですから、サービス業としての総合力、演出力が欠かせないのは言うまでもないですが。
この日一緒にクラビングしたのはDorcasというブランドをパリで立ち上げ、ただ今コレクションの準備の追い込み中だったJunya Kumamaru君。多忙の中、僕らの気ままな夜遊びに付き合ってもらって、とても感謝しています。才能と熱意溢れる彼の将来に大いに期待しています。
翌日土曜日は午前中から、僕の”HEAVY METAL“の中の”Superfoxy” を歌ってくれたKrusher (ADZ-tension) に会いました。南仏からわざわざパリに来てくれてとても嬉しかったです。彼とはレーベルの動向や今後のコラボの話、フランスの流通や現場について情報をもらったり、というより普通に飲んで大笑いな時間を過ごしました(ちなみに帽子は無理やり被ってもらってます、笑)
その後友人と食事に行った後Buddha Bar で少しお茶、サントノレ通りのショーウィンドーを見物しつつ帰宅。この日は途中真面目な商談もしましたが、その辺りは結果が出てのお楽しみということで(^-^)。