今週も月曜日締切の仕事があるので、週末がヤマな findings です(^-^;)。また新たにCMの制作にも関わる事になったので、しばらくは制作と事業準備の日々が続くことでしょう。現場も幾つか入ってきてますので、そちらも確定したらNewsで告知させてもらいますね。
今日は若干番外編でIsley Brothers(アイズレー・ブラザーズ)”The Heat Is On” を紹介します。先日紹介した映画”Alfie”で”For the love Of You“が使われているのを思い出し無性に聴きたくなったので、家のソウル/R&B棚から引っ張り出して来た次第です。このアルバムは’75年当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった Larry Grahamタイプのファンクの影響が大ですが、そこはアイズレー、卓越した歌と作曲の総合力で、説得力のあるメロウ&ファンク作品に仕上がっています。
もう一枚は’84年に移って O’bryan(オブライアン)”Be My Lover” です。何故ゆえ貴公子ジャケなのか、そして何故ゆえ開襟&仁王立ちなのかについてはあえて触れませんが(既に触れてる)、こちらはぐっとエレクトロニックなファンクです。あまり注目されることのないお方ですが、実は最近の仏・独辺りのエレクトロ・ハウスでしばしば引用・サンプリングされているのを耳にします。これをアナログで探すのは一苦労でしょうから、ベスト盤を購入される事をお薦め、って書こうと思ったら何故か国内のダウンロードサイト(注:クローズした様です)で結構買えるではないですか!どういうこと?と突っ込んでも、貴公子はもうそこにいない…(笑)。しかもYouTube に何故か彼の“Lovelite” のPVが!しかも同じ金ジャケで歌ってる!是非ご堪能下さい。
今日は何だかアクの強いアートワークが並んでしまったので、少しソフトめに、フランスの二人組Geyster(ガイスター)”I Love 1984” を紹介します。キャッチーでダンサブル、AOR的な風味すら感じさせる佳曲揃いのアルバムです。84年は上に紹介したO’bryanが金ジャケで歌っていたと同時に、イギリスでは Prefab Sprout “Swoon“、Style Council “Cafe Bleu“、Scritti Politti(スクリッティ・ポリッティ)の”Wood Beez(シングル)” などの名盤がリリースされた年でもありますね。当時毎週の様にレンタルレコード屋に走り、新譜・旧譜をしこたま借りていた中学生だった自分としては、感慨深いものがありつつ、このアルバムを聴いてこれらの名前が走馬灯の様に駆け巡りました。ヴォーカルのGael とはメールのやり取りをしたことがありますが、音から予想出来る通りナイスガイです。