Updated: 2009/5/1 金曜日
自分が知らない事を調べたり学ぶのは楽しいし、数時間や数日もかければかなり習得した気になれる。その反面、創作というのは終わりがなく、数日取り組んでも思うような成果が得られないのが当たり前。タイパや効率なんて考え始めたら創作はやっていられないが、それ一点張りで時間を際限なく注ぎ込めるほど人生は長くない。というわけで、コンプトンといえばドクター・ドレーだけじゃないことを学ぶのも、創作生活にメリハリをつけるのに役立つ。
トライ【高校物理】原子 コンプトン効果 https://youtu.be/xWAKZ3tPofQ先日大数の法則について触れたが、「試行回数が増えるほど、結果が期待値に収束していく」ということは、勝負の回数が増えるに従って、真の実力や普段の努力の成果が浮き彫りになるということ。人生を運任せで乗り切ってきたと思う人は、出来る限り転職や引越などの「転機」を避ける消極策を取るのが賢明かも知れないが、不断の努力の裏付けがある人は、挑戦や出会いを増やせば増やすだけの収穫や成長があると思う。
Hiroyuki Sanada Urges Young Actors to “Never Give Up” https://bit.ly/3W5eUYwローレンス・J・フォーゲルは、ノイズ・キャンセリング(NC)技術や初期のAIともいえるプログラミングを開発した天才科学者なのだが、アメリカでもあまり注目されない(僕もつい最近まで知らなかった)。NCのアイデアは戦前からあったものの、フォーゲルが1950年代後半に取得した一連の特許の概要を見ると、その実用化を一歩進めたのは彼であって、航空・軍事技術の派生として開発されたことが分かる。ヴォコーダーの歴史とよく似ている。
Long Story of Noise Cancelling Headphones https://krisp.ai/blog/noise-cancelling-headphones-story/