[2024年追記: 免責事項]この記事は2015年に書かれたものですので、現在は入手困難な周辺機器やソフトウェアなどが記事に含まれている可能性があります。この記事にアクセス頂いたことに感謝しつつ、ご自分で最新の情報をリサーチしたり、専門家に相談されることを希望致します。
壊れかけていたMacBook Proを無事復活させました。1993年に購入したPowerBook 145B(ビデオ)というラップトップに始まり、これまでにMacは優にデスクトップ、ラップトップ含めて10数台は購入・使用してきたと思うのですが、殆ど故障したことのないWindows機に比べて、Macの場合は一旦調子が悪くなると状況を好転させるのがかなり難しいという印象があります。プロの修理屋さんや出張修理サービスを利用して色々手を尽くして復旧してもらっても、半年後にはご臨終というケースが殆どでした。僕だけの主観かもしれませんが、Macにはいつも「妙なタイミングで機嫌を悪くする」「もう少しで直せそうで直せない」という、独特の歯がゆさがつきまとうんですよね(苦笑)。
今は音楽制作においてもWindowsマシンを使用している方は結構多いでしょうし、僕もこの15年位はMac, Win常に数台を並行して使っています。ただ、Pro Tools(音楽制作ソフトウェアのブランドです)に関してはやはりMacでないと使い勝手が悪いところがあって、腐れ縁的・消去法的にMacは手放せないのですね(Logicも使いますが、Macを使う理由がLogicだけならWindowsでCubaseや他のDAWを選びます)。今回トラブルに見舞われたMacBook Pro(17インチ 2011 Late)は、スーパー断捨離の末に僕と一緒に海を渡ってアメリカにやってきた数少ない持参品の一つであるという思い入れも手伝って、今回はこの独特の歯がゆさととことん戦ってみようかという気になった次第です。途中思わぬつまづきもありましたが、結果的には故障直前の状態に完全復旧することが出来ました。
下記は今回の復旧作業から学んだことと、普段Mac(特にラップトップ)を長持ちさせるために心がけていることを総合した5つのポイントです。あくまで今回のハードディスク周りのトラブルに焦点を絞ったものであり、全てのケースやユーザーの使用スタイルに当てはまるものではなく、幾分独断も含まれていますが(笑)、同様の症状に遭遇した方への参考になれば幸いです。
- 1. ディスクユーティリティで「アクセス権の検証&修復」を習慣的に行う。
- 2. 故障した内蔵ディスクを復元する場合、まずは外付けディスクに「クローン」を
- 3. 自分に必要のない&問題の起こりやすいアプリケーションはApple製であってもインストールしない。
- 4. 「発熱問題」に注意。「回転数が高いディスク」への交換が必ずしも良いとは限らない。
- 5. 自分の使用環境と作業スタイルに合ったバックアップ方法を選ぶ。出来れば常に複数のバックアップを。
上の5つのポイントと順序良く対応している訳ではないので恐縮ですが、故障から復旧までの流れを時系列的にまとめました。本当は自分で撮影したスクリーンショットや写真付きで解説出来ると良かったんですけど、修理中はそんな余裕もなかったので、関連リンクやビデオを紹介しておきます。
(下記のプロセスをご自分で実行して生じた不具合に関しては一切責任を持ちませんので、あくまで自己責任でお願いします)
Contents
Step1:今回の使用状況&故障の経緯:「悪夢はある日突然に」
故障する前の数週間、実はこのMacBook Proはラジオ代わりにiTunesしか使っていなかった。ただ、トラブル予防策としてほぼ毎日、起動時にはディスクユーティリティで「アクセス権の検証&修復」を行っていたおかげで、購入以来目立ったトラブルに見舞われたことがなかった(これ、意外と大事な習慣だと思います)。
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たまたま数日間この検証作業を怠り、いつものようにiTunesのストリームラジオ(だけ)を使っていたら、突然起動出来なくなった。
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PRAMやSMCのリセット、セーフモード起動など色々試すうちに、起動途中で電源が落ちたりとますます深みにハマる。メモリの不調も疑い、外したり交換してみたりしたが変化なし。
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リカバリーHDから起動させディスクユーティリティで検証すると、「このディスクを修復できません。できるだけ多くのファイルをバックアップし、ディスクを再フォーマットしてから、バックアップしたファイルを復元してください。」ああ、ついにこのアラートが出てしまった…。
今回の故障のように、Macは「熱心に使い倒していない時に限ってトラブルを起こす」傾向が高いように思います。オーナーの気持ちが他のパソコンに向いていると嫉妬でもするのでしょうかね…。ちなみに上記の「Macが起動しない時の対処法」についてはネット上に沢山情報がありますので、各自検索してみて下さい。
Step2:どうハードディスクをバックアップするか?スキャン、もしくはクローン?
まずはこのイカれてしまった内蔵HDDから出来る限りファイルを救出&復元させなくてはなりませんが、気をつけなくてはならないのは、ディスクユーティリティの説明はあまり鵜呑みにせず「行間を読む」必要があることです。上のアラートからだけでは、本当の問題がドライブの故障にあるのか、ハードディスクが物理的に損傷しているのか、システムの問題も含んでいるのか、果ては電源周りやロジックボードなどハードウェア(本体)にも問題があるのか等、様々に考えられる原因を特定することまでは出来ません。上のアラートから「そうか、外付けHDDにファイルを追い出してやらないといけないんだな」と、問題のハードディスクをMacBook Proに内蔵した状態のままでData Rescueなどの復旧アプリを使ってファイルのスキャンを行ったり救出をさせようとした場合、上記の様な物理的な損傷の可能性を抱え込んだまま作業を行うことになります。ですので、この問題を最小限にするために、新しい外付けHDDに一旦このハードディスクのボリュームを丸ごとコピー(=クローン)してから救出作業を行うことにします。
(ところで、このMacBook Proの日常的なバックアップに関しては、僕はTime MachineではなくCarbon Copy Cloner(CCC、カーボンコピークローナー)というソフトを使っていました。もし故障した直前にバックアップを取っていたら、MacBook Proの内蔵HDDを新品に交換→バックアップディスクから丸々復元コピー(=クローン)という手順だけで終了!だったのですが、最終バックアップから少し間が空いていたので、まずはこのイカれたハードディスクを放置せず、真面目に向き合ってみることにした次第です。)
参考記事:「「持っててよかった!」を実感する「データレスキュー 3」」(現バージョンは4)
「Is It Better To Clone Or Scan a Failing Hard Drive?(壊れたハードディスクをクローンするのとスキャンするとどちらが良いか?)」(英語)
Step3:Data Rescueを使って外付けHDDにクローン→その外付けHDDをスキャン&復元
壊れたハードディスクの復旧、ファイル救出に役立つのがData Rescue(データ・レスキュー)というソフトです(Amazon)。Appleジーニアスバーで公式採用、米国FBIやNASA、そして日本の警察でも使用されているという恐ろしい触れ込みの(笑)この復旧ソフト、以前も復旧作業で大活躍してくれたことがあったので、まずはこのソフトを使って外付けのHDD1号(Western Digital My Passport 1TB)に問題の内蔵HDD(Toshiba MK7559GSXF HDD2J60 SATA, 750GB)を丸ごとコピー(クローン)する作業を行いました。実はこのクローン作業、99%を超えた辺りから動きが劇的に緩慢になり(ディスクが壊れているからです)、終了させるのに何と1週間かかりました。
クローンが完成したら、同じくData Rescueのディープスキャン機能を使って、このHDD1号を丁寧にスキャン&ファイルの救出・復元をします。この作業にはもう一つハードディスクが必要ですから、別の外付けHDD2号(Western Digital Elements Portable 1TB)を用意、そこに復元していきます。復元作業を経るとファイルの容量はかなり膨大に増えますので、HDD2号は大きめの容量のものを用意して下さい(僕の場合は同じく1TBで何とか収まりました)。さらに大きな容量のHDDを使ってパーティションを切り、これらの作業をもっと少ない台数で行うことも可能かと思いますが、作業途中で混乱しないように今回は「1バックアップにつき1HDD」で行いました。
この作業で壊れたHDDの中身がどの程度復元出来るのかは状況によりけりだと思いますが、アクセス(マウント)すらできなくなったHDDの中身を紐解き、分かりやすい構造で救出・復元してくれるのは本当に助かります。
参考ビデオ:「Recovering Files From a Corrupted/Crashed Mac Hard Drive(壊れたMacハードドライブからファイルを復元する)」
Step4:内蔵HDDの換装→まずは旧バックアップディスクからCCCで丸ごとコピー
上の作業が終わったら内蔵HDDを新しいものに交換(換装)します。この作業には精密ドライバだけでなく「トルクスドライバー」という(日本では)特殊なドライバーも必要となりますので、ホームセンターやAmazonなどで入手して下さい。MacBook Proのフタを開け、HDDのマウンターを外し、トルクスドライバーでHDDの側面についているネジを外し…等々、この辺りの作業については他に詳しい記事、ブログが見つかると思います(「MacBook Pro ハードディスク 換装」などで検索してみて下さい)。
新しい内蔵ディスクとして、僕は価格面と評判からSeagate 1TB Laptop SSHD SATA (ST1000LM014)を選びました。換装するディスクとしては現在HDD, SSHD, SSD3つの選択肢がありますが、完全に原因が判明していない段階で高価なSSDを購入してまたすぐ壊れたなんてことは避けたいので(下に書いたようにこの時点で既に換装は2回目ですから)、真ん中を取ってSSHDにしました。これをMacBook Proにセットしディスクユーティリティで初期化、そして普段Carbon Copy Cloner(CCC)を使ってバックアップを取っていたバックアップディスクの中身をこのSSHDに丸々コピー(クローン)します。故障時の状態まで持って行くには次のステップが必要になりますが、これでひとまずMacBook Proはまともに動くようになりました。
参考記事:「MacBook Pro ハードディスク(HDD)交換ガイドまとめ」
参考ビデオ:「MacBook Proハードディスク交換の仕方」
Step5:手動「差分」復元作業→故障直前の状態に完全復元
次にこのバックアップディスクの最終バックアップ日以降に作成された「差分」のファイルを、Data Rescueで復元したHDD2号のファイルから探し出し、内蔵SSHDに順次コピー&動作確認をしていきます。アプリケーションは常にインストーラをバックアップ保存していたので、これまた足りない分をインストールします。アプリケーションに関してはインストーラを逐一保存しておく、これも大事なことかもしれません。
これでほぼ故障直前の状態に復元出来ました。SSHDに換装したこともあってか、現在はかなり快適に動いています。
今回の作業で気づいた点、つまづいた点、対応策など
僕にはiTunesもSafariも必要なかった
そもそも今回の故障は、数週間iTunes(ヴァージョン12)のみを使っている環境下で起こりました。原因の全てがiTunesにあったとは言い切れませんが、
– 僕がMacBook Proを使っている理由の優先順位として、iTunesはかなり低い
– Appleのフォーラムなどでは「問題がない」とは言われているものの、ディスクユーティリティで「アクセス権の検証&修復」を行うと毎回iTunesの言語リソースの問題が検出されて鬱陶しい
– WindowsマシンにもiTunesをインストールしてあるので、音楽の試聴やiPhoneバックアップはそちらでも出来る
等の理由から、iTunesをアンインストール(削除)することにしました。同じくアクセス権の修復問題が頻繁に起こるSafariも重要度から考えて削除しました。これは全くの主観ですが、メインで使用するアプリケーション(僕の場合はProTools)に直接関係のない、優先順位の低いアプリケーションに関しては、Apple製であろうと大胆にアンインストール&削除してしまった方がトラブルが少ないのではないかと思います。
当然ながら、Apple製のアプリケーションは自家製なだけに容量面でもシステム面でもわがままにスペースを支配しがちです。Appleのクリエイティブな志向は評価出来るものの、複数のコンピュータやタブレットを並行使用している現在の自分の環境において、1台のMacが音楽から写真から映像まで何でも創れる&楽しめる「オールラウンドなクリエイティブ・マシン」でなければいけない理由は殆どありません。玉石混交のアプリ&ガジェット三昧でメモリやCPU、そして時間までも無駄使いしがちな昨今、自分の作業スタイルにとって本当に必要なものを快適に長く使えるように、贅肉を削ぎ落としていく、これも大事なことかと思います。というわけで、僕の次の削除の標的はメール、iPhoto、そしてGarage Band辺りかな(笑)。
ちなみにこれらApple製のアプリケーションをアンインストールするのは通常とは少し手順が違います(例えばiTunesはAppCleanerなどでは削除出来ません)ので、「iTunes アンインストール」などで検索して調べてみて下さい。
侮れない「発熱問題」
実はSeagateのSSHDを購入する前にもう一つ、換装用にHGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)の「Travelstar 7K1000 2.5-Inch 1TB 7200 RPM SATA III」というHDDを購入したのですが、MacBook Proに換装して数日でブロックの損傷やクリックノイズ、S.M.A.R.Tエラーに遭遇し、使用するのを中止したんです。一般的に評判の高いTravelstar自体に否があるはずもなく、購入した商品がたまたまハズレだった(ハードディスクに関しては時々起こります)か、次に説明する「発熱問題」が上記エラー&障害を引き起こす原因になっていたのではないかと考えています。
(MacBook Proの内蔵HDDにこのTravelstarを使用した場合に生じるクリックノイズ(アイドリング中にカリカリと音を立てる)に関してはアメリカのAmazonで詳しく説明している方がいて助かりました。結局ディスクごと取り替えたので、僕は今回は関係なくなりましたが、この問題を解消するにはhdapmというユーティリティが有効です。「hdapm インストール」で検索してみて下さい。)
商品名にあるように、このHDDは回転数が7200RPMというのが魅力だったのですが、いざMacBook Proに入れてクローン作業を始めたら筐体が異常に熱い。smcFanControlというユーティリティでCPUの温度をチェックすると、ProTools起動時には100度(!)近くまで上がっていました。通常パソコンの発熱はファンの周辺にたまったホコリなども大きな原因となりますが、ファンの掃除は割と頻繁に行っていることを考えると、今回の異常発熱は明らかに換装した高回転数のHDDが自分のMacBook Proの内蔵用HDDには適していなかった(=オーバースペックだった)ということだと思います。発熱問題はコンピュータの内部のパーツを壊してしまうなど、今回のハードディスクの故障とはまた関係のない大きな問題を引き起こす可能性があるので、すぐにオリジナルのToshibaと同じ回転数5400RPMの「Seagate 1TB Laptop SSHD SATA」を購入し直しました。
ファン周辺を解体&くまなく掃除しこのSSHDに切り替えてからCPUの温度をチェックすると、最高で70度位までに落ち着くようになったので、まずは一安心ですが、僕はこれに凝りて今回HAVITというメーカーのパソコン冷却パッドHV-F2056を購入しました。冷却効果はこれからじっくりチェックしていきますが、今のところ気休め+αの効果はあるように感じます。
参考ビデオ:「Fix fan noise and overheat in Macbook Pro unibody(Macbook Proのファンのノイズと過熱を修理する)
「Top Laptop Coolers Reviewed – Cooler Master, Targus, Thermaltake and Havit 」(Havitパソコン冷却パッドのレビュー)
S.M.A.R.Tエラーに関しては、「このエラーが出てしまったらもう危ない」という警告だと一般的に解釈されています。確かに危機のサインなのですが、Seagateのページの説明にもあるように、パソコンの発熱問題が原因で一時的にこの警告を吐くことがあり、発熱問題が解消されればS.M.A.R.Tエラーも消えることがあるようです。とはいえ、今回の異常発熱の原因は高回転ディスクそのものにあるわけですから、このTravelstarを内蔵HDDとして使っている限りは発熱問題は解消されない→S.M.A.R.Tエラーがこれからも続く、ということだったと思います。重ねて言いますが、Travelstarが悪い商品だということでは全くありません。完全に自分のマシンとの相性の問題です。
参考記事:Seagateウェブサイト「システムがドライブの S.M.A.R.T. エラーを報告しました。」
「平均温度が高いことによるSMART警告は、よく起こることであり、通気を改善することによって修正することができます。システムが十分に換気されていること、ファンが問題なく動作していることを確認します。換気の問題を発見し、修正した場合は、平均温度が通常の範囲に低下し、SMARTエラーも消えます。」
上記のブロックの損傷などを含めたディスクの物理チェックはDrive Geniusの様なサードパーティーのユーティリティソフトで確認出来ます。Drive Geniusは前述のData Rescueと同じメーカーの商品で、物理チェックの他にデフラグ、重複ファイルの検索機能なども盛り込まれた便利なツールです。ちなみに、「Mac OSXはデフラグが必要ない」という都市伝説(?)は僕は信用しません。音楽制作や映像制作で大きなサイズのファイルを扱う方なら、Macであってもデフラグは必須だと思います。下記の記事にもあるように、Appleの社員もこのソフトを使ってデフラグを行っているとのこと(笑)。
参考記事:「Macでもデフラグは必要」:“アップルお墨付き”のディスクユーティリティ「Drive Genius 2」
ハードディスクだけではなくメモリやロジックボード、電源などのコンピュータ内部のハードウェアが疑わしい場合、それらの検証はApple Diagnostics(Apple Hardware Test)を使います。キーボードのDを押したまま起動させれば立ち上がります。最終的に修理に出すことになったとしても、どこが問題なのかあたりをつけるという意味ではこのツールも有効です。下記のリンクのように時折誤動作もあるらしいので、エラーが出てもパニックにならないようにして下さい。今回の作業ではTravelstar搭載時にSATAのエラーが検出されましたが、これは発熱問題が原因だったと思います。
参考記事:Appleオフィシャルページ内「Apple Diagnostics の使い方」
Apple 「Mac ノートブック:Apple Hardware Test で HDD 警告が表示されることがある」(誤動作)
バックアップについて
このMacBook Proのバックアップには普段Time MachineではなくCarbon Copy Cloner(CCC)というソフトを使っていたと書きました。Time MachineとCCCは機能が異なり、僕の作業スタイルやMacの壊れ方(?)にはCCCの特徴である「ざっくり丸ごとコピー」「いつでも起動ディスクとして外から立ち上げ可能」な機能が合っています。ProToolsにしろLogicにしろ、DAWソフトはセッションファイルやバックアップファイル、音源ファイルを上書きせず(非破壊編集で)その都度新たに作り蓄積していくように設定されているので、「以前作ったファイルを修正して上書き保存したけど、やはりその前の保存状態に戻したい」といった、Time Machineを使っていて重宝されそうなニーズが殆ど生じないんですね。先述のiTunes, Safariの件と同じく、どのバックアップソフトを使ってどうバックアップするかはご自分の作業スタイルに応じて選ぶべきであって、Apple製のアプリケーションを使うのが常に最適とは限らないと思います。
ただ、どのソフトを使用するにしても、常に複数のハードディスクにバックアップを取っておくというのは言うまでもなく大事なことです。結果的には今回失ったファイルはほぼ皆無でしたが、今後はCCCのバックアップの頻度をさらに上げて、外付けHDDももう一台用意しておいた方が良いなと感じました。
今回はえらく長くなってしまいましたね…、ここまで辛抱強く読んで頂いた方に感謝申し上げます。ところで上で紹介したハードディスクなどの周辺機器は僕が実際にアメリカのAmazonで購入したものですが、全て日本のAmazonでも購入できるんですね。現在ニューヨークの物価は、超円安のために円に換算すると殆どが日本の2倍から3倍に相当しますが(例えばタバコはマルボロ一箱1500円、タマゴは1パック600円強です)、何故かハードディスクだけは円換算してもトントンなのが不思議です。
次回はDark Model含めた、自分の活動の話に戻したいと思います!