トラックリスト
1. Piero Umiliani – Panoramica (Re-interpretation Cinematic Mix): Cinematic Orchestra
2. Piero Piccioni – Colpo Rovente (Benja & Fatalis Mix): Benja & Fatalis
3. Piero Umiliani L’umo E La Citta (Metropolis Mix): Raphael Sebbag
4. Piero Umiliani – Elzeviro (Utsumi’s Jazz Mix): Izuru Utsumi
5. Piero Umiliani – Momento Ritmico (Air Kraft Vision Mix): Air Kraft Vision
6. Stefano Torossi – Walkin’ In The Dark (Dark Side Mix): DJ Vadim
7. Piero Umiliani – Discomania (Marco Polo Mix): Marco “Polo” Cecere
8. G.P. Reverberi – Malizie Di Venere (Breakin’ Mix): Captain Funk
9. Piero Umiliani – Lady Magnolia (Royal Belleville Orchestra Alternate Mix): Kid Loco
10. Piero Umiliani – Hard Times (Astro Dub Mix): Astronaughty
11. Lesiman – Messaggio (Black Night Mellow Mix): Gak Sato
レーベル: Right Tempo (Italy)
カタログ番号: MET901/903CD
リリース日: 2000年7月11日
コメンタリー
イタリアのレーベルRight Tempo主宰であり、友人でもあったGak Sato氏から、作曲家Gian Piero Reverberiが1969年の映画「Malizie Di Venere(邦題:毛皮のビーナス)」のために書いた曲のリミックスをしませんかという依頼がありました。その映画自体は知らなかったものの、女性スキャットをフィーチャーしたその音楽は、すでに十分キャッチーで、現在のパーティーでもそのまま使えそうなファンキーなリズムを持った曲だったので、すぐに気に入りました。
メトロノーム(クリック)を使わないで一発録りされた昔の曲の素材を一定のテンポに整えていくのは、骨が折れる作業ではありましたが(当時はまだAKAIのサンプラーとMIDIシーケンサーで作業していて、Pro Toolsには出会っていません)、イタリアから送られてきたヴィンテージな素材を調理し、現代風のダンス(ブレイクビート)ミュージックに蘇らせる楽しさの方が優に勝っていたと記憶しています。