Dark Model – Dark Model (ファースト・フル・アルバム)

タグ: ダンスシネマティックエレクトロニックエピックオーケストラサウンドスケープトリップホップ。 Categories: Dark ModelModel Electronic リリース

Captain Funkことタツヤ・オオエが送り出す新たな刺客、Dark Model(ダークモデル、ダーク・モデル)のファースト・アルバムはフューチャリスティックでエッジーなオーケストラ・エレクトロニカからなる、スリリングで壮大、容赦なく大胆なサウンドとビートの一大叙事詩となっている。

2015年3月、このアルバムは第14回インディペンデント・ミュージック・アワード (The IMAs)の「ダンス/エレクトロニカ・アルバム」部門にノミネートされました

アルバム・レビュー

タツヤオオエは最近記憶する中でもっとも優れたエレクトロニックミュージックへの取り組みの一つを、また2014年の中で最も壮大で記憶に残る作品の一つにたやすく入る作品を作り出した。彼のDark Modelとしてのこのセルフタイトル・アルバムが、まだデビュー・アルバムでしかないという事実は、EDMのフィールドにいる他のプロデューサー全員にとって、脅威以外の何者でもない存在になるはずだ。(スコア:9.5/10)

Brian Lion, Under The Gun Review (原文)

Dark Model(ダークモデル)の同タイトル・アルバムは、他の誰とも似ていないエレクトロニック・サウンドを提供している。16曲を通して一つのオーケストラによるストーリーをリスナーに提供する、このシンフォニックな体験は唯一無二のものである。」(5つ星、最終評価: A)

Kyle Jarmon, Examiner.com (原文)

このディスクには本当に驚かされた。正確に言えばこの手の音楽は私の得意分野ではない。しかしながら、このアルバムにはぶっ飛んだ。実のところ、2014年の私のベストアルバムになる予感がしている。このアルバムにはかなり感動した。実によく出来ていて、最高の乗り心地だ。

G. W. Hill, Music Street Journal (原文)

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この作品は異なるジャンルの音楽を融合する可能性を、そしてそれらを使ってアーティストの様々なエモーションを表現する可能性を示している。音楽の爆撃機だ。」 (スコア: 100%, 5つ星)”

hellium, Alternation.eu (原文)

私はあなたがDark Modelにそっくりな音楽を絶対聴いたことがないことを保証する。このレコードはとても良く出来ていて、たった一人の人間が作った作品だとは到底信じがたい。業界の名うてのクリエイターたちが密かに集まって、何世紀も昔の秘蔵の傑作群をリミックスしたと言われた方がまだ信じられる位だ。

Jared Wolf, Indiemunity “Dark Model Drops the Bass on Intensely Orchestral Debut” (article)

オオエが他のエレクトロニック・アーティストを大きく引き離している点は、そのオリジナリティである。彼は彼以前に現れたどんなアーティストとも比較出来ない音楽を創っている。新進気鋭のアーティストは必ずや Dark Model の音を真似しようとするに違いない、だがオオエが自己の作品に吹き込む、その作品の緻密さは、抗しがたく圧倒的なものである。(5つ星・満点)

Laurie Fanelli, VeggieFans.net (原文)

別の言い方をすれば、もし映画「Tron2(トロン2)」が公開されるとすれば、ダフトパンクは次に誰とコラボレーションすれば良いかが分かるだろうということだ。

Rachele, What’s Good With It (原文)

タツヤオオエは多様な音楽ファンが楽しめるアルバムを作り出した。この楽曲群から証明されるタツヤの音楽スキルは無視できない。なぜなら彼は楽曲一つ一つについて自分が目指しているものに対しての理解力がずば抜けているからだ。

Garrett Jutte, Guardian Liberty Voice (原文)

ジャンルを横断するという行為は、慎重さが必要とされる微妙な行為である。しかしながらDark Model はそれを正しく行った場合にどういった音楽になるかを示す例となっている。正にリスナーを夢中にさせる音楽である。

Scott Wilson, Quip Magazine (原文)

彼を「エレクトロニック・アーティスト」と呼ぶことは出来るだろうが、それだけでは彼の事を過小評価したことになるだろう。

Will Oliver, We All Want Someone To Shout For & Hype Machine (原文)

トラックリスト&試聴

1. Dance of Wrath (Ikari No Mai) 1:38
2. Fate 3:03
3. Close to Infinity 5:17
4. Broken Arrows 3:54
5. Onibi (Demon Fire) 2:56
6. Hope Is Never Gone 4:36
7. Candle in the Desert 3:39
8. Ran (Resistance) 2:19
9. Double Cross 4:14
10. Prayer for the New Moon 2:52
11. Moment of Truth 2:53
12. Judgment Day 3:15
13. Abandoned 2:27
14. I Will Return 5:17
15. Farewell to the Moon 2:41
16. Oath (Dubstep Remix) 4:23

(全16曲新ミックス)
All music composed and produced by Tatsuya Oe
アート・ディレクション: Passion Yoko
グラフィック・デザイン: Richard Roberts
℗ © 2014 Model Electronic & Tatsuya Oe (NexTone/JASRAC)
CD Cat No: MECD-1004 (Digipak)
UPC (Bar Code): 888174704340
Physical (CD) Distribution: Alliance Entertainment Corporation / CD Baby

アルバム解説

Dark Modelの基本的なコンセプトは、オオエがこれまでに生み、また吸収してきた多岐に渡る音楽的なアイデアや要素を総動員して「インストゥルメンタル・ナラティブ(音楽物語)」を作ることにある。米Billboard誌の「The Year in Music」にも選ばれたCaptain Funk「Songs of the Siren」など、これまでのリリースでも聴かれるように、オオエは作曲とサウンドデザインの両面で「音楽を通して想像上のストーリーを創り、伝える」ことに大きな関心を持ってきた。Dark Modelの音楽はこれまでの他のプロジェクトに比べてより映画的な要素、エッジの効いたオーケストラ・サウンドをフィーチャーしている一方で、その試みはこれら上記のアプローチと同じ文脈にあるものと考えられるだろう。

Dark Modelの音楽はいわゆるフィルムスコアとの接点はありつつも、彼のプライオリティは「いずれの特定の映像にも従属しない、それ自身で独立してストーリーを奏でる音楽」 を作ることにある。またこのプロジェクトでは、彼が生まれ育った日本の持つ伝統的な「ダークネス」や凶暴性、文化的影響すらも世界観に込める事に力を注いでおり、それらの片鱗は, 重厚なサウンドスケープ「Prayer for the New Moon」や 「Onibi (鬼火)」「Ran(乱)」などの楽曲タイトルからも伺える。

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オープニング・カットの「Dance of Wrath(怒りの舞)」, 「Fate」, 「Onibi」, そして「Judgment Day」 はEDM (Electronic Dance Music)、すなわち昨今のダブステップ、ニューロ・ファンク、グリッチもしくはエレクトロ・ファンクなどのジャンルを想起させるものの、他の要素が沢山盛り込まれている点で通常のそれらにカテゴライズされる音楽とは一線を画すものとなっている。壮大な「Close to Infinity」 「Ran」, そしてアップリフティングなオーケストラ・トランスとも言える 「Hope Is Never Gone」は、ダンスミュージックのフォーマットと、ハリウッド映画のサントラで聴かれるようなエモーショナルなダイナミズムを併せ持ちつつ、聴く側をネクストレベルに引き込むパワーを持っている。

「Broken Arrows」 や「I Will Return」などのエピックなオーケストラ楽曲、神秘的なサイケデリックチューン「Candle in the Desert」, そして伝統的でダークな日本の雰囲気を持つサウンドスケープ「Prayer for the New Moon」などの曲は、このプロジェクトの物語性を具体的に表している例である。サイケデリックなインダストリアルファンク「Double Cross」やダビーなスローチューン「Abandoned」は 60s & 70s サスペンス映画を想起させるような雰囲気を持つ。

ダウンロード / ストリーミング・サービス(2020年5月更新)

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CD Universe
Music Stack

CD実物写真
Dark Model-CD

楽曲使用/シンク・ライセンス事例

– Fate –
レクサス『レクサスEX』CM
ルコゼード・スポーツ CM
サンダンス『Push Girls』
エスクワイア。ネットワーク『ナイフ・ファイト』
MTV『ガイ・コード』
FOXスポーツ『Speak for Yourself with Colin Cowherd』
オークリー(スポーツ・グッズ)『Sets In Motion』

– Close to Infinity –
NHK『NHKプロフェッショナル』

– Broken Arrows –
Mr. X Inc(ビジュアル効果会社)Reel
Fox『誰がビギーとトゥパックを撃ったのか』

– Candle in the Desert –

コロンビア・ピクチャーズ『エリジウム』プロモ映像
ロキシー『Make Waves Move Mountains』

– Judgment Day –
Netflix『サインフェルド ヴィンテージカーでコーヒーを』
CW『ライフ・センテンス』プロモ映像
DirecTV『Big Knockout Boxing (BKB)』
TVA (カナダ)『レボリューション』
TBS『サマンサ・ビー フル・フロンタル』
南オーストラリア・ステート・シアター・カンパニー『ハイバーネーション』(演劇)

– Abandoned –
トム・フォード・ビューティー CM
MLB『ウォーク・オフ・ストーリーズ』
フォックスヘッド『Rusty Malinoski We Live』

– I Will Return –
GoPro『ウィンブルドン』CM
FOX Sports『UFCアルティメイト・インサイダー』

– Farewell to the Moon –

Burton “Anon Optics M3”

– Oath (Dubstep Remix) –
ベライゾン・ワイヤレス『ドロイド』テレビCM

その他数多くのテレビ番組、CMでライセンス使用されています。

ライセンス、流通に関するお問い合わせ

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Alliance Entertainment Corporation
CD Baby 「リセラー・ダイレクト」窓口: replenishment@cdbaby.com (こちらのページもご参照下さい。https://www.cdbaby.com/reseller)

Tatsuya Oe Updated: 10月 1, 2024